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ページID:76129更新日:2016年11月28日

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議長記者会見(平成28年10月7日)

詳細内容

 平成28年10月7日(金曜日)午後1:30~午後1:40

県議会議事堂2階議会運営委員会室 

 

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所感

(議長)   

今定例会においては、総額76億円余の一般会計補正予算案や山梨県附属機関の設置に関する条例案などの審議とあわせ、障害者施設の安全対策をはじめとする福祉施策や教育、県土整備、農業振興といった幅広い分野において、活発な議論が交わされました。

開会日には、2月定例会の流会について、特別委員会の調査結果が報告され、全会一致でこれを了承したところであります。

これを踏まえたうえで、閉会日には、流会を県議会全体の問題として捉え、深く反省する必要があることなどから、全議員の議員報酬を、一定程度減額することとし、「山梨県議会議員の議員報酬の特例に関する条例」を制定したところであります。

さらに、県議会として、「議会基本条例の制定」に取り組むことを決定し、昨日、実質的な作業を行う条例案検討委員会を設置し、来年2月定例会の上程に向けて検討を進めていくこととしたところであります。

「議会基本条例」につきましては、流会に関する調査特別委員会の報告においても、その必要性に言及されていますが、二度と流会といった事態を起こさない仕組みや、本来、二元代表制の一翼を担う議会として、果たすべき責務や役割を改めて県民に明らかにすることなど、議会の機能をさらに高めるといったような内容を検討願いたいと考えております。

また、県議会では、さらなる政策立案機能の充実・強化を図るため、昨日、全議員による政策立案特別検討会議を開催し、今年度は、子育て支援に関する条例を検討すべき事項として、決定したところであります。

今後、政策立案調整会議及び条例案作成委員会を中心に、条例制定に向けて、調査、研究、検討に取り組んで参りたいと考えております。

9月定例会を終えての所感は以上のとおりであります。

質疑事項

 

(記者) 

議会基本条例について、10月下旬に行う3回目の条例案検討委員会の中で議長としての考え方を示した上で協議をする、という流れになっていますが、議長としてどういったところを骨格に据えて進めますか。

(議長)

3月に流会しましたが、二度とあのような事態が起こらない仕組みを骨格の中へ入れます。全国には基本条例を策定しているところもありますが、本県なりの考えの中で、まだ素案はできていませんが、3回目の委員会で議長案を提出して検討を行う予定です。

(記者)

二度と流会が起こらない仕組みとは、何か流会を防ぐための言及まで含めて考えているのでしょうか。 

(議長) 

議長を支える事務局長や幹部が一体となって、そういう事態になる前に対応していただくということ、そして議会の代表者による代表者会議や議会運営委員会をどういう形で開催するかということについて、骨子として議長案を出す予定でいます。

(記者)

代表者会議や議会運営委員会をどういう形で開催するかとは、委員外議員のお話でしょうか。

(議長)

そうではなく、代表者会議や議会運営委員会が必ず開かれる仕組みを作らなければならないということです。正副議長や議会運営委員長が言わなければ開催できないということではなく、できるような方向性を基本条例の中へ盛り込むということです。

  

(以上)

 

 

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