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ページID:69650更新日:2015年11月25日

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議長記者会見(平成27年10月6日)

詳細内容

平成27年10月6日(火曜日)午前11時00分~午前11時20分

県議会議事堂2階議会運営委員会室

 

 議長記者会見H27.10

所感

(議長)

まず初めに、先月の関東・東北豪雨による被災者の皆様に対して、心からお見舞い申し上げます。

本県議会では、被害の大きかった茨城・栃木・宮城の三県に対して、議員各位にご負担をいただき、災害見舞金を贈呈することとしました。

さて、今定例会においては、総額4億円余の一般会計補正予算案や、山梨県個人番号の利用に関する条例案などの審議とともに、県産果実の販路拡大や、教育、道路整備、医療・福祉、産業振興など、幅広い分野にわたって活発な議論が交わされました。

開会日には全員協議会を開催して、知事から、「ダイナミックやまなし総合計画」の素案や「山梨県まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」について説明を受け、持続的で魅力ある山梨を築いていくため、着実に「やまなし共生・連携人口」100万人を目指していくことが示されました。

また、開会日には、地方創生の目玉事業の一つでもあり、地域の観光振興を戦略的に推進する専門的な組織「日本版DMO」の育成についての第一人者である大社充を講師としてお招きし、「日本版DMOを核とする観光地域づくり・ブランドづくり」をテーマに議員研修会を開催しました。

本県の取り組みに対する議員活動の一助となることを期待します。

議会改革検討協議会においては、決算特別委員会の設置に当たって、より充実した審査を行うための協議を重ね、審査日数について、従前の6日間から10日間としたところであります。

今後とも、決算特別委員会や政策条例や提言案作成等委員会などにおいて、より活発な審査を行うとともに、各般のご意見を伺うなど充実した議論を重ねられ、本県議会のさらなるチェック機能や政策立案機能の充実強化が図られることを期待しています。

なお、このたびの議会では、経済対策の強化を国に強く働きかけるよう知事に対して要望したところですが、私自身も、昨日、内閣総理大臣と都道府県議会議長との懇談会が総理官邸において開催された際に、関東ブロックの代表として、総理に対し、公共土木施設の老朽化対策について、支援を要望して参りました。

これからも、経済対策の強化について、様々な場面において提言や要望に取り組んでまいりたいと思います。

9月定例会を終えての所感は以上のとおりであります。

 

発表事項

 

「山梨・神奈川・静岡三県議会の相互の連携に関する覚書に基づく意見交換会について」であります。

 

一昨年の11月25日、山梨・神奈川・静岡三県の県議会議長は、「山梨・神奈川・静岡三県議会の相互の連携に関する覚書」を締結しました。

この覚書は、三県議会が、三県の相互発展を目指し、三県に共通する課題等についての調査研究や、県議会の運営に関する情報交換等を行うためのものであります。

本覚書に基づき、来る10月30日(金曜日)、本県において、三県の議長、副議長が参加して、「火山防災対策」を議題として意見交換会を開催いたします。最近の箱根山などでの噴火対応を踏まえ、今後、想定される富士山の火山防災対策などについて、意見交換会に臨む予定です。

 

(以上)

 

 

質疑事項

(記者)

今回の発表の中で、安倍首相との会合で公共施設の老朽化対策に関して要望されたということですが、具体的にどのようなお話をされましたか。

(議長)

契機になったのは、笹子トンネルの天井板の落下事故でありますけども、これは国民の生命というものに対して、あらためて老朽化というものに対しての理解をすると同時に、今後そういったものへのチェック機能を十分果たした中で、安全な老朽化対策をしていただきたいと要望しました。

戦後、経済成長期に急速に事業が進んだ中では、非常に多くのそういった施設があるのではないかと思います。特に山梨県は山間地でトンネルと橋梁が非常に多いと言うことを踏まえ、それらのことも訴えてきたところです。

(記者)

神奈川、静岡、山梨の三県での意見交換会について、成果は、例えば何か提言みたいな形にされるのか、どのような成果にするか教えて下さい。

(議長)

富士山が世界遺産に登録されたわけですが、富士山の噴火等が非常に心配されます。神奈川、静岡、山梨の三県での意見交換会をすることによって県民の安全を確保するために連携をとっていく必要があると思っております。

昨年は富士山火山防災対策について三県で協議しました。まず県民の安全を確保できるように、お互いに協力体制をとっていこうと思っています。

(記者)

神奈川の場合は、箱根山の件もあって、その体験も踏まえた話になるのでしょうか。

(議長)

どのような取り組みをしているか、情報の収集や対応についての話があると思います。

(記者)

さきほど議会改革検討協議会の話がありましたが、中小企業の振興条例の提言について、この間の会議の中で、委員会でよく話あってほしいとおっしゃいましたけど、議長としては早く委員会を開いて、次の話し合いをしてほしいという見解なのでしょうか。

(議長)

広く中小企業団体等の意見を聞いた中で、と思っています。早急に委員会を開いていただけるような方向で進めていければと思っています。

(記者)

議長の個人的な見解で結構ですが、スケジュールとして、12月とか2月、できれば早めに12月に間に合わせるとか、その辺りをお願いします。

(議長)

色々意見を聞く中で、とりまとめて、それが活かされるよう、議論を尽くした中で、12月には間に合わせたいと思っています。

(記者)

昨日、大村さんがノーベル賞を受賞しましたが、一言、コメントをお願いします。

(議長)

昨日発表されまして、私もニュース等で何回も見ましたが、本当に大きな喜びであります。

山梨にとっても非常に誇り高いことで、特にこれから成長する子供達や、あるいは我々もそうですけども、がんばろう!という気持ちをいただいたと思っております。

同時に大村先生は、公益社団法人の山梨科学アカデミー等も積極的に進められており、地域にも多大な貢献をしていただいております。こういったことが山梨の色々な取り組みに大きく影響しますので、我々も一生懸命がんばっていきたいなと思っています。

先生に心からおめでとうございますと、そんな気持ちでいっぱいです。

(記者)

県人初めての快挙であるわけですが、誇り高いということですね。

(議長)

そのとおりです。大村先生には、健康に十分気をつけていただきたいと思います。

 

(以上)

 

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