ページID:61851更新日:2023年1月20日

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知事臨時記者会見(平成26年7月24日木曜日)

本館2階特別会議室

10時00分から

発表事項

  • 『My Premium 山梨 空に、大地に。』キャンペーンについて
    ※JR東日本八王子支社との共同会見

My_premium山梨

 

『My Premium 山梨 空に、大地に。』キャンペーンについて

知事

秋の山梨観光キャンペーンの実施につきまして、コメントをさせていただきます。本県におきましては、JR東日本の多大なご協力をいただく中で、昨年に続きまして秋の山梨観光キャンペーンを、本年9月1日から11月30日まで両者協働の開催として3ヶ月間実施することになりました。

今回は、JR東日本の全エリアにおきまして「My premium 山梨 空に、大地に。」をキャッチフレーズといたしまして、山梨への誘客を強力にアピールするものであります。

JR東日本八王子支社とは、今年の春にもキャンペーンを実施させていただいておりまして、春秋連続でキャンペーンを実施することになるわけでありますが、効果的な誘客が図られるものと考えております。

いうまでもなく、本県には、世界遺産富士山をはじめとして、今年6月にユネスコエコパークに登録された南アルプス、八ヶ岳といった名峰があり、特色のある温泉や、豊かな自然にはぐくまれた農産物、また、受け継がれた技術によるワインやジュエリーなど地場産品の恵みがあります。

今回のキャンペーンにおきましては、こうした数ある本県の魅力を、県内各地の観光ガイドさんやあるいは地元のボランティアの方々そういう人々を通じて観光客が体感してもらうということを考えておりまして、「地元ガイドが案内する村岡花子ゆかりの地巡り」とか「職人が指導するジュエリーづくり体験」といった旅行商品などによりまして、山梨県の魅力をボランティアや技術を持った方々、そういう人を通じて発信していくということを考えているところであります。

また、JR東日本の御尽力によりまして、多くの臨時列車を運行していただくとともに、各駅や地域と連携した多彩なイベントを企画していただいております。詳細は、後ほどJR東日本の佐藤支社長様から御紹介いただけるものと思います。

本県といたしましては、このJRの送客に呼応いたしまして、やまなし観光推進機構において、県内各地にお越しになる観光客のお出迎えを行うとともに、多くの着地型観光商品により、山梨の魅力を体感していただくこととしております。

さらに、県内の美術館、博物館や道の駅等を基点として、県内各地を周遊していただき、抽選で山梨の特産品等をプレゼントする「やまなしを巡ろうキャンペーン」を実施することによりまして、多くの方々に、本県ならではのおもてなしと多彩な観光資源を楽しんでいただけるものと期待をしているところであります。

以上であります。

JR東日本八王子支社長

あらためまして、JRの佐藤でございます。昨年の秋に続きまして、My Premium山梨というキャッチフレーズのもと、私どもJR東日本の重点販売地域として指定させていただき、やまなし観光推進機構の皆様、そして県の皆様と一体となりまして、山梨の観光を売っていこうということになりました。

昨年は、富士山の世界文化遺産登録の直後ということで、富士山、富士山という感じでありました。今までは、秋というと一次産品のブドウがメインで、商品造成をして参りましたが、そこにワインであり、それを通じていろいろな人との出会いが非常に大事だと感じて参りました。さらに、富士山の世界文化遺産登録以後の山梨の文化を、しっかり関東を含めた日本の皆さん、あるいは外国から来られる方に知っていただきたいということもありまして、今年のキャンペーンのテーマは「出会い」ということにいたしました。まずは、人との出会い、地元の人たち、あるいは生産農家の人たち、ワイナリーの人たち、いろんな方との出会いを通じて、山梨の旅の奥深さを感じていただきたいということ。それから、当然でありますが、秋なので、味覚であるブドウ、旬のものとの出会い、あるいは紅葉を含めた自然との出会いを、もう一つのテーマとしていきたいと思っています。そして、世界の遺産である富士山を忘れられませんから、富士山をさらに理解していただくための色々な取り組み、この3つの大きなテーマとして今年のキャンペーンは進めて参りたいと思っております。

お手元にレジュメを用意させていただきました。まずは、人に出会うということで、先ほど知事から説明もございましたが、いろいろなボランティアの方々、観光ガイドの方々との出会いを含めた、旅というものを提案してきたいと思っています。これは、現時点でもある制度ですので、これを観光推進機構の皆さんと一緒に、広めるということとともに、ここにあります、私どものガイド付きのツアー、「旅市」という商品がありますが、これを山梨県版で3本用意して、今年はおもてなしをして参りたいと思っております。特に、現在、赤毛のアンの翻訳者村岡花子様がドラマで非常に盛り上がっているので、地元の甲府を含めてボランティアガイドの皆さんと歩く甲府というものを売っていきたいと思っています。それ以外にも、ジュエリー、ワイナリー等、今まで、山梨で売ってきたものを、さらに魅力あるものに高めてお客様に提供していきたいと思います。

今年は、ガイドとガイドツアーを力強く全面に押し出して、単に歩き回るだけで無く、本当の良さを地元の人たちの言葉でご説明いただいて、山梨の良さを見つけていただきたい。そして、また別の所を見たいと思うようなリピーターになっていただけるような観光を造って参りたいと思っています。

それから、当然、旬のめぐみとしてブドウを前面に出した商品造成をして参りたいと思っており、地元のワイナリーあるいは観光関係の方々、宿泊関係の方々を含めて、一緒になって、お客様をお出迎えできればと思っています。

富士山につきましては、私ども今までこの1年かなりいろんな商品を造ってまいりましたし、富士急行様をはじめ様々な方とコラボしたいろいろな企画をして参りました。これは、継続しながら、富士山の新しい魅力を提案して参りたいと思っています。

今週の土曜日から、成田エクスプレスが、直接河口湖まで乗り入れて参ります。成田空港発河口湖行き、河口湖発成田空港行きという面白い列車を仕立てます。すぐに利用者が増えるものでは無いと思っていますが、成田空港の駅の中で、富士山や河口湖という言葉が、テロップや放送で流れることで、外国の方々にアピールできると思っています。新宿から乗って、直接来る一番良い列車になるので、地道な努力をして、お客様を増やしていきたい。

それ以外にも、2番にございます色々な臨時列車を関東各地から造りまして、関東の皆様方に山梨を楽しんでいただこうと思っております。特に今回、武蔵野線経由で大宮から甲府まで、武蔵野線で初めて特急を通すなど話題性を提供しながら、山梨を盛り上げていければと思っています。

なお、ここに載っているのは、9月一杯の計画で、10月、11月につきましては、現在計画しているところであり、固まり次第ご説明させていただきたい。

3番では、鉄道以外の2次交通が鍵であり、地元の方々などにご協力いただき、ここにあるようないろいろな2次交通を提案していただき、東京方面から来られるお客様の足をしっかり確保して参りたいと思っています。

そのほか、世界遺産富士山フリー乗車券などの切符を販売しながら、インバウンドにも協力させていただきたいと思っています。

これから、「旅」を売っていくわけでございますが、その前段といたしまして山梨の産直市を首都圏でやらせていただこうと思っています。場所は上野駅と、初めて横浜駅でも開催させていただきます。それから、「のもの」という地場産品を扱う店があり、上野と新しく出来た秋葉原でもやらせていただこうと思っています。

この上野の産直市に合わせまして、今回のキャンペーンのオープニングイベントとして、8月29日金曜日に知事にも参加いただく予定で、大々的に秋の山梨キャンペーンのオープニングセレモニーを開催させていただきたいと思っています。これから、いろいろな意味で、東京方面にポスター、のぼりも含めて山梨で埋め尽くしていこうと思っております。それを見て、魅力ある山梨に一人でも多くの方に来ていただけるように努力して参りたいので、県の皆様をはじめご協力をよろしくお願いしたいと思います。

今回、昨年と似ていますが、秋の紅葉と富士山、青い空を題材にしたポスターを作らさせていただいた。首都圏、大きな駅を含めてたくさん貼って、山梨そして富士山の魅力を伝えていきたいと思っています。是非、よろしくお願いいたします。

質疑応答

記者

キャンペーンは、昨年に引き続きというお話でしたが、JRさんと山梨県がタイアップする大型のキャンペーンは何回目になるのか確認したい。

知事

去年「My Premium山梨 空に 大地に」を秋にやっている。平成21年、22年の春、4月~6月「花と名水美しい色の山梨」を2年やっている。それからその前は、平成20年の4月から6月まで、デスティネーションキャンペーンといって、大々的に全国のJRさんが参加した大きなキャンペーン「週末は山梨にいます。」というのをやった。

同じようなデスティネーションキャンペーンを平成5年、平成12年と実施してきて、平成20年に「週末は山梨にいます。」を実施した。最近の状況はこのような状況である。

JR東日本八王子支社長

いろいろなキャンペーンがございまして、私どもがやっている一番大きいのがデスティネーションキャンペーンで、全国津々浦々まで山梨をPRするもの。それ以外に会社独自でやっている今回のような販売キャンペーンがあります。それとエリアとして支社が実施するキャンペーンなど毎年のように山梨のキャンペーンをやらせていただいている。

知事

JRさんと一緒にキャンペーンをやりますと非常に効果がありまして、明らかに集客力があって、やれば必ずその期間の観光客は、確実に対前年度比で伸びる。そういう意味で、本県にとっては大変ありがたいイベントだと思っています。JRさんの「びゅう」商品も結構売れ行きが良いとお聞きしています。

JR東日本八王子支社長

私どもの鉄道で来られる方の比率は観光ですと山梨県では、2割から2割5分位と思いますが、全体のお客様が大きく増えれば、それだけ継続して来ていただく方が増えていく相乗効果があると思っています。キャンペーンも含めて東京都内で山梨をPRする。あるいは東京以外でもやるということで、そういう効果を期待して、長く続くキャンペーンにしていきたい。

知事

今年の春は、2月に大雪があったということもあり、特別にキャンペーンを実施していただいた。このため、今年は、春も秋も連続してやることになったわけであります。

(以上)

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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