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ページID:72806更新日:2022年3月9日
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高齢化の進展に伴い、今後ますます介護需要の拡大が見込まれることから、介護を担う人材の確保と質の高い介護サービスの実現が喫緊の課題とされています。
介護人材の定着を図るためには、介護職員が将来展望を持って、安心して働き続けることができるよう、適正な処遇を図るとともに、介護の魅力を地域に向けて発信していくことが重要であり、これらに対する事業者の主体的な取組を促進していくことが必要です。
このような課題に対応するため、県では、関係団体と協働し、介護職員の確保と定着を促進するための事業(介護職員確保定着促進事業)に取り組むこととしています。
働きやすい職場づくりを推進するため、「やまなし介護の魅力発信委員会」を設置して、県と関係団体が連携・協働し、介護サービス事業所・施設向けにモデル給与規程・モデル就業規則を作成・普及するとともに、先駆的に職場環境改善を実践する事業所の認定・周知により、介護の仕事のイメージアップを図ります。また、職場全体のスキルアップのための研修等を実施することとしています。
第6期介護保険事業支援計画(平成27年度から平成29年度まで)に対応し、平成27年度(6月補正予算)からの3年間としています。
消費税増収分を活用した新たな財政支援制度(地域医療介護総合確保基金)を活用することとしています(国3分の2、県3分の1)。
やまなし介護の魅力発信委員会における内容検討を経て、県では、平成28年3月、「山梨県介護サービス事業所・施設のモデル給与規程・モデル就業規則」を作成しました。平成28年度以降、このモデル給与規程・モデル就業規則の普及に取り組むこととしています。
山梨県介護サービス事業所・施設のモデル給与規程・モデル就業規則(PDF:955KB)
やまなし介護の魅力発信委員会における候補選定を経て、先駆的に職場環境改善を実践する施設として、県では、平成29年度、12施設を認定しました。これらの認定施設では、取組内容に関する他施設からの照会に対する情報提供などの対応を行っていただくこととなっています。
なお、今回認定された施設は、やまなし介護の魅力発信委員会において、先駆的に職場環境改善を実践する施設の認定基準を作成のうえ実施した調査について、自己申告により回答していただいた内容に基づき候補選定したものであり、特に参考となる職場環境改善を実践している施設について、その取組内容を確認して認定したものです。
また、この認定は、個々の施設を順位付けるものではありません。
介護の現場で働く職員が、介護の仕事を通じて得られたやりがい、魅力について紹介しています。
詳しくは、関連リンク(介護の魅力を発信する取組「にこり・ほっとレポート」)をご覧ください。