トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 知事記者会見 > 平成24年度知事会見 > 知事臨時記者会見(平成25年3月13日水曜日)
ページID:52467更新日:2023年1月20日
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本館2階特別会議室 10時20分から
発表事項
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知事
このたび、生活協同組合市民生協やまなしと山梨県との間で地域見守り活動に関する協定を締結できましたことは大変うれしく思っているところであります。
今回の協定締結に向けてご尽力をいただきました皆さま方に心から感謝申し上げたいと思います。高齢化の進展に伴いまして一人暮らしのお年寄り、いわゆる独居老人が非常に増えているわけでございまして、それに伴って孤独死とか、孤立死という大変に悲惨な事例も増加しているということであります。これに対しましては、地域ぐるみでの見守り活動というものを続けることが一番大事でございまして、民政委員・児童委員とか、あるいは愛育会の皆さん方とか、地域の関係者の方々がお互いに連携協調しながら見守り活動を続けているわけであります。そういう中に大変強力な助っ人として生活協同組合市民生協やまなしが参加いただけるということでございます。
今回の協定の内容につきましては、生活協同組合市民生協やまなしの配達担当者が常日頃配達先に訪問した際に、そこでの郵便物が溜っていたりとか、あるいは前に配達したものがそのままの状態になっているような異常を気づいていただいて、そのようなものがある場合には、市町村とか警察、消防等に早急に連絡していただけるということでございまして、大変に孤立死等を防ぐ上で、強力な手段の1つ備わったということでうれしく、また心強く感じているところであります。
生活協同組合市民生協やまなしの皆さま方に、心から感謝申し上げますとともに、本県の福祉行政におきまして、今後ともご支援を賜わりますよう、よろしく申し上げましてご挨拶といたします。今日はどうもありがとうございました。
生活協同組合市民生協やまなし理事長
本日は、このような場をお作りいただき、誠にありがとうございます。
協定の趣旨は、横内知事より詳しくお話があった通りでございます。組織として、協定の内容を誠実に進めて参ります。
当生協では、毎日80台からの配送車両が県内で配達しております。本日の内容も周知し、地域社会のより安全安心のために、(しっかり)役割を果たして参ります。
1973年に市民生協やまなしがこの地に誕生いたしまして、今年は(創立)40周年に当たります。当時は、山梨大学の生協に地域家庭班というものがありまして、そこの皆さんが中心に、ちょうどオイルショックで大変な時期であったので、自分たちで生協をつくりました。地域のため、家族のため、約700名の組合員でスタートしました。(創立以来、)当生協の理念「人が大切にされるくらし、心豊かなくらし、自然と調和するくらし」に沿って事業と活動を進め、今回の協定は、人が大切にされるくらしというものにぴったりするのではないかと考えております。私どもの地域を大事にしてきた活動の1つとして、(これからも)しっかり進めて参ります。
私も90歳を超えた父親と今も一緒に暮らしておりますが、少し遅くなって帰りますとたまに家が真っ暗なことがあります。心配していると本人はこたつで寝ているということだったり無事な場合が多いのですが、(今回の見守り活動も)毎日一定の地域を回る中でこそ気付く日常とは少し違った違和感とか、そういう異変を発見できるのではないかと考えています。
協定の内容は、5万人を越える世帯の組合員とも協力して、安全で安心な住みやすい地域社会づくりに貢献したいと考えています。
本日は、ありがとうございました。
記者
今回の協定では、内容として郵便物が溜まっているとかということで入っていると思うのですが、宅配員の方はおそらく地域のおじいちゃん、おばあちゃんと顔見知りで、顔を合わせる中で少しの異常とかを感じることもあるかと思うのですけれども、そうした時の通報というのは協定にも含まれているものでしょうか。
福祉保健総務課長
配達している中で、お会いできる場合にはご本人さまに様子をお聞きして、ご自分で通報ができる場合には、ご自分でしていただけるように最寄りの通報場所のチラシ等をお渡しします。自分ではとてもできないという場合には、配達される方にお願いして通報していただくということが盛り込まれています。
記者
組合員のお宅を当然対象としているもので、組合員ではないお宅は対象ではないということでよろしいでしょうか。組合員は54,000人強いるのですけれども、いわゆる高齢者は何割くらい占めているのですか。
生活協同組合市民生協やまなし理事長
毎年、2回組合アンケートを採っておりまして、細かいことは聞かないのですが、60代であるとか70代であるとか80代という形でアンケートしていただいているのですが、私も全部目を通しますけれども、3割から4割はそういう方々になっている。先ほど言ったように40周年の歴史がありますので、当時40歳でばりばりの方が80歳という立場になりますので、比較的草創期の皆さんというのは、我が子のようにかわいいというところが生協に対してありまして、そういう方を含めまして3割から4割ぐらいの割合になっているかと思います。
記者
65歳以上の組合員が概ね最大4割ということですか。
生活協同組合市民生協やまなし理事長
65歳以上と言えば、3割くらいだと思います。
生活協同組合市民生協やまなし専務理事
補足させていただきます。65歳以上だけの世帯の方には、配達の際のサービス制度等があります。登録していただいている方の割合は、その範囲で言うと15パーセントとなります。ただ、同居世帯で組合員が高齢者の方というのは、今報告させていただいたようにもっと数が多いので、おそらくそのくらいの数になっていると思います。65歳以上だけの世帯という意味では登録していただいている15パーセントくらいです。
記者
商品の宅配を希望している人がだいたい15パーセントですか。
生活協同組合市民生協やまなし専務理事
登録していただいている方が15パーセントです。
生活協同組合市民生協やまなし理事長
登録していただいている方は皆さん個配です。宅配をしておりますので、今は宅配が圧倒的なシェアを持っております。昔のような共同購入というのは、だんだん少なくなっています。
記者
横内知事に伺います。先ほどのごあいさつの中にもありましたけれども、今後、山梨県内の孤独死が増えていくとか、どのような懸念を持っていらっしゃるのかという部分と民間の団体や企業と協定を結ぶというのは、今後もさらに広げていく可能性もあるのか見通しを教えてください。
知事
おっしゃるように高齢化率がどんどん高まっていきますので、いわゆる独居老人が、増加の一途をたどっているわけでありますから、孤立死とか孤独死というものの可能性というものは、ますます広がっていくであろうと思っているわけであります。
従来は、常にお互いにコミュニティの中での隣近所の見守りというものがありましたけれども、そういうものが過疎地などにおいても、相当弱まってきているという状況でありますので、それはやはり民生委員・児童委員が定期的に回ったり、地域によっては愛育会活動というものがありまして、これが見守りをしているということで補ってきているわけであります。それでもなかなか足りなくなってきているという状況でありますので、いろいろな団体、あるいは個人の方々、ボランティアの方々がご参加いただくということが望ましいと思うわけであります。
今回、生活協同組合市民生協やまなしがこういうことをやっていただくということは、団体のボランティア活動としては初めての例でありますけれども、それ意外にも、例えば東京電力株式会社が協定ではないのですが、料金など収受員の方々が回った際に異常があれば、市町村や警察に通報していただくということはすでに行っていただいているということはありますし、個々の家庭に直接訪問する、そういう形態の団体については、できるだけこういうものが広がっていくことが望ましいと考えておりますので、これからもそういう働きかけを強め、支援の輪を拡大していきたいと思っております。
以上