トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 知事記者会見 > 平成24年度知事会見 > 知事臨時記者会見(平成25年2月13日水曜日)
ページID:51697更新日:2023年1月20日
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本館2階特別会議室 11時00分から
発表事項
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知事
ただ今、山梨県倉庫協会と山梨県との間で災害発生時等の物資の保管等に関する協定が締結できましたことを本当にうれしく思っているところであります。
この協定を締結する背景でございますけれども、あの未曾有の災害をもたらした東日本大震災、あの発災直後に全国から被災者に対する支援物資がたくさん届けられたわけでありますけれども、役人はそういう物の扱いに不慣れだったものですから、せっかく多くの善意が届けられたにもかかわらず、なかなかこの被災者に物資が届かなかったということがございました。
その反省の上に立ちまして、倉庫協会としては、専門家である我々が災害時のこの支援物資の保管と輸送と、それから配分、ディストリビュートです。そういったことに大いに力を発揮しようとお考えいただいたということでありまして、大変に心強くありがたいことだと思っているわけであります。
この被災者に対する物資の適切な輸送というのは、被災者の命にも関わる問題でございますから、災害が発災したときの対策として極めて重要でございまして、専門家の皆さんに関与いただけるということは本当にうれしいことでございます。
何卒よろしくお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
ありがとうございました。
山梨県倉庫協会会長
樋口でございます。
このたび、県と一緒になりまして、どんな災害が来るのか、これは一切想定外のことが起きることでございまして、そういうものに関して、これから接点を求めながら、もっともっと深く県との間に結びつきをつくって災害等に対処して行こうと思っております。
よろしくお願いいたします。
記者
細かいところですが、協会の会員数と言いましょうか、その全体として、この3箇所を選ばれた理由みたいなところ、この協定がより具体的なものに活用されるための経緯みたいなものを教えてもらいたい。
山梨県倉庫協会会長
災害時に倉庫自体、やはり3.11がございまして、それがだいぶ影響いたしまして、我々も何かできないだろうかという中で、取りあえず災害の時に大きな倉庫というか対処してくのにやってくれないかと話をしたところ、快く3社が今回手を挙げていただいたということでございます。
ただ、これはあくまでも先ほど言ったとおり対処というかきっかけでございまして、これから倉庫協会の会員を増やすことによって、もっともっと大きな災害が来たときにどこからでも対処できる場所とかそういう問題もございますから、そういう中で進めていきたいと考えております。
記者
施設の面積というのはこの表には入っていないのですけれども、だいたいの大きさとしてはそれぞれどのくらいの大きさなのでしょうか。
山梨県倉庫協会会長
今のところは4万平方メートルちょっとだと思います。
記者
それは合わせてですか。
山梨県倉庫協会会長
今のところはそうです。
記者
3箇所で合わせてですか。
山梨県倉庫協会会長
全部です。4万平方メートル。まだ規模は非常に小さいですけれど。トータルで40,653平方メートルです。
記者
そのうちのこの3箇所はどのくらいですか。
山梨県倉庫協会会長
3箇所でだいたい2万平方メートルくらいです。
以上