トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 知事の動き > オーバーツーリズムの現実、富士山の状況を説明~「富士山の現状を知る」プレスツアー~
ページID:110729更新日:2023年9月2日
ここから本文です。
令和5年9月2日(土曜日)午前11時15分~富士山科学研究所
本日、首都圏メディアを対象に富士山エリアを巡り、現地を見ていただくとともに長崎知事から富士山の現状や課題、富士山登山鉄道構想の取り組みについて説明するプレスツアーを行いました。
長崎知事からは、長崎知事からユネスコからの課題への対応として、これまでマイカー規制や登山規制を呼びかけたものの、インバウンド政策により富士山の来訪者が大幅に増加していること、マイカー規制により普通車は減少したものの、大型観光バスは大幅に増加していること。そのため、環境・景観破壊や満足度低下につながる「オーバーツーリズム」、地元にお金が落ちない「ゼロドルツーリズム」といった課題が生じている現状を説明しました。こうした課題に対する解決策として、決められた時間・本数で運航するため来訪者コントロールが可能、軌道整備と一緒にライフラインも整備ができ、さらに自然と調和した駅舎と一体的に再整備することで、五合目の景観を改善できる富士山登山鉄道構想のメリットを説明しました。