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ページID:123040更新日:2025年10月11日

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人類のエネルギー史に新たな時代を告げる『歴史的な転換』です! ~「グリーン水素パーク -白州- 」における大規模P2Gシステム実証開始式典~

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令和7年10月11日(土曜日)午前11時~北杜市内

本日、北杜市白州町にて、国内最大規模となる「やまなしモデルP2Gシステム」の実証開始式が執り行われ、長崎知事が出席しました。このP2G(Power to Gas)システムは、東レ株式会社が開発した世界最高性能の電解質膜を用いた「固体高分子(PEM)型水電解装置」により、グリーン水素を製造するものです。山梨県では2022年2月、国内初のP2G事業会社「やまなしハイドロジェンカンパニー(YHC)」を設立し、東レ株式会社、東京電力ホールディングス株式会社、サントリーホールディングス株式会社など国内の名だたる企業と一緒に、水素の製造・貯蔵・利用の普及などに関する事業に取り組んできました。同年9月には、サントリー天然水南アルプス白州工場およびサントリー白州蒸溜所の脱炭素化とともに、周辺地域での水素活用による社会実証等に連携して取り組むことに合意し、本日、稼働を開始しました。白州工場では、この水素をボイラー燃料として使用し、ミネラルウォーターの熱殺菌工程などに活用します。現在、山梨県が進める水素事業は、世界のトップランナーとして海外からも注目を集めています。来春には国際水素サミットの開催も予定されており、世界中の叡智を山梨に結集し、グリーン水素の理念と技術を国際社会に発信していく予定です。長崎知事は、「これまで輸入に頼ってきた化石燃料の熱源が、この白州の清らかな水と、太陽・水力といった再生可能エネルギーによって生み出される水素に置き換わることは、人類のエネルギー史に新たな時代を告げる『歴史的な転換』であります。私たちが今ここで灯した一筋の光が、やがて世界の未来を照らすことになると確信しています」と述べました。

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