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ページID:73393更新日:2016年6月21日

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小金沢シオジの森で現地検討を行いました

大月市の小金沢シオジの森は、シオジの大径木が群生していることから希少性が高く、県有林の学術参考林に指定されています。また、県有林の森林文化の森として、「シオジ森の学校」が積極的に活動されている森林でもあります。スズタケの枯死、ニリンソウの減少、シオジの稚樹の減少などが「シオジ森の学校」の10年に及ぶ観察から指摘されました。そこで、今後のこの森林の維持を考えるために、現地検討を行いました。

近年増加しているニホンジカの影響が大きいことが観察されたことから、予備的にニホンジカを排除する柵を設置してその効果を記録することを提案しました。県内には、貴重な原生的森林が点在しています。このような森林を次の世代に確実に渡すために、当所では調査をサポートし、今後の管理について考えていきたいと考えています。

(環境保全科 長池)

jouhou160621

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