ページID:64573更新日:2015年2月4日
ここから本文です。
平成27年1月21日、専門研修「森林環境教育推進~安全な伐木・かかり木処理の指導方法~」を開催しました。
当日は、間伐作業をはじめとした森林体験活動等を行っているボランティア団体、NPO法人等の方々27名が参加しました。
研修では、まず当研究所の林業普及指導員が「林業の安全衛生に関する基礎知識」と題して講義を行い、森林内でボランティアや一般の方が伐木やかかり木処理作業を行う上で留意すべき点を説明しました。
また、講義終了後は実習林に移動し、チェーンソーを用いた伐木作業、けん引具等を用いた安全なかかり木処理作業の実習を行いました。
ボランティア団体等が行う間伐といえば、かつては手のこを用いた伐木が一般的でしたが、最近はチェーンソーを用いてプロ顔負けの作業を行う団体も出てきています。しかし、一方で重大事故が各地で発生していることから、団体の指導者の方には、こうした研修を積極的に受講していただき、災害防止のための知識や技術の習得に努めていただきたいと思います。
(研修・普及科 柘植賢二)