トップ > 組織案内 > 林政部 > 山梨県森林総合研究所 > 研究所の業務の紹介 > 平成26年度の情報 > 「関中林試連・環境林研究会」に参加しました

ページID:63198更新日:2014年11月10日

ここから本文です。

「関中林試連・環境林研究会」に参加しました

9月3-4日に、千葉県で開催された「関東・中部林業試験研究機関連絡協議会 森林の持つ環境保全機能に関する研究会」に参加してきました。この研究会は、関東・中部の森林・林業に関係する試験研究機関に所属する、環境保全機能などの公益的機能の発揮に関する研究者を中心に組織され、情報交換を行っています。山梨県からは、生物多様性に配慮した法面緑化工法について情報提供しました。

また、関東・中部地方の多くの県で、森林環境税が導入され、それによる事業の効果検証方法についてもこの研究会では議論されています。今回の研究会でも、富山県、岐阜県等から、これまでの経験を基に情報提供がありました。山梨県も平成24年度から森林環境税が導入され、事業の効果検証方法について、この研究会の参加者などからのアドバイスを頂きました。静岡県からは、森林環境税の施工地での天然更新・植生回復がニホンジカの影響により阻害されていることなどが報告されました。山梨県も、ニホンジカの影響が顕著であるため、各県での対応を参考にしたいと思います。

 現地検討会では、津波や松枯れの影響で衰退している、クロマツ海岸林を見学しました。抵抗性クロマツの植栽や常緑広葉樹の混植など、森林の環境保全機能を維持・向上するための手法は、松枯れが進行している山梨県でも参考になると思います。

(環境保全科 長池)

jouhou140903

このページに関するお問い合わせ先

山梨県林政部森林総合研究所 
住所:〒400-0502 南巨摩郡富士川町最勝寺2290-1
電話番号:0556(22)8001   ファクス番号:0556(22)8002

同じカテゴリから探す

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop