ページID:106831更新日:2023年7月5日
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消費税の軽減税率制度の実施に伴い、令和5年10月1日から消費税のインボイス制度(適格請求書等保存方式)が開始されます。
インボイス(適格請求書)とは、売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額等」の記載が追加された書類やデータをいいます。
インボイス制度では、買手は、仕入税額控除の適用のために、原則として売手から交付を受けたインボイス(適格請求書)を保存する必要があります。
売手は、インボイスを交付するためには、事前にインボイス発行事業者(適格請求書発行事業者)の登録を受ける必要があります。
インボイス発行事業者になる(登録を受ける)には、税務署への登録申請手続が必要です。
なお、登録は課税事業者のみが受けることができるため、現在免税事業者の方は課税事業者として消費税の申告が必要となります。
令和3年10月1日から適格請求書発行事業者の登録受付が開始されており、令和5年9月30日までに登録申請書を提出すれば、制度開始日である令和5年10月1日から登録を受けることが可能です。
免税事業者の方も、ご自身の事業実態に合わせて、インボイス発行事業者の登録を受けるかをご検討ください。
登録を受けるかどうかは任意です。登録を受けるにあたっては、取引先との調整やシステムの整備が必要となることもあるため、早めのご準備をおすすめします。
インボイス制度の概要は、国税庁作成・インボイス制度紹介資料(PDF:3,933KB)をご覧下さい。
さらに詳しい情報は、「適格請求書等保存方式(インボイス制度の手引き)」(国税庁ホームページ)
をご覧下さい。
0120-205-553(無料)(受付時間)9時00分~17時00分(土日祝を除く)
(受付時間)24時間
インボイス制度支援措置については、財務省作成・インボイス制度支援措置紹介資料(PDF:697KB)をご覧ください。
中小企業・小規模事業者等が導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの経費の一部を補助することで、インボイス対応も見据えた企業間取引のデジタル化を推進します。
補助事業の詳細については、サービス等生産性向上IT導入支援事業事務局ポータルサイトをご覧下さい。
サービス等生産性向上IT導入支援事業コールセンター
【電話番号】0570-666-424(ナビダイヤル)、042-303-9749(IP電話等からのお問い合わせ先)
【受付時間】平日9時30分~17時30分(土日祝日除く)
免税事業者からインボイス発行事業者に転換する場合、一律に50万円の補助上限上乗せを行います。
補助事業の詳細については、独立行政法人中小企業基盤整備機構の次のホームページをご覧下さい。
補助金についてのお問合せコールセンター
【電話番号】03-5539-0405
【受付時間】平日9時~18時(土日祝日除く)
免税事業者からの相談内容に合わせて、各種相談先や税理士のオンライン相談をご案内します。