更新日:2022年7月19日
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熱中症は、室内でも多く発生しています。夜も注意が必要です。
熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。
雨の合間の突然気温が上がった日や梅雨明けのよく晴れた気温が高い日、曇っていても湿度が高い蒸し暑い日は特に注意が必要です。
熱中症は生命に危険をおよぼす可能性がありますが、予防法を知っていれば防ぐことができます。一人ひとりが、熱中症予防の正しい知識をもち、自分の体調の変化に気をつけるとともに、周囲の人にも気を配り、予防を呼びかけ合って、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
*暑さ指数(WBGT):熱中症予防のための指標暑さ指数(WBGT)は、1.湿度、2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、3.気温の3つを取り入れた指標です。熱中症予防のための指標として用いられ、熱中症の危険を判断する数値として提供されています。
下記を参考としてください。
山梨県内10地点暑さ指数実測値地図 (環境省熱中症予防情報サイトより 5月13日~10月14日情報提供)
熱中症は、高温多湿な環境下で、からだの水分や塩分などのバランスが崩れてしまい、体温調節がうまくいかなくなることからおこる不調で、生命の危険を伴うこともあります。
総務省の報道資料(令和3年(5月から9月)の熱中症による緊急搬送状況)によると、山梨県において令和3年5月~9月に熱中症により緊急搬送された人員の累計は359人でした。そのうち、65歳以上の高齢者は201人(全体の約56.0%)であり、発生場所としては住居が最も多く160人(全体の約44.6%)でした。家の中でも喚起をしながらエアコンを上手に使った温度調整が必要です。
また、新型コロナウイルス感染症の予防としてマスクを着用する機会が増えました。マスクの着用により、体内に熱がこもりやすくなる、口の渇きを感じにくくなる、マスクを外したくない思いから水分補給を避けてしまうなど、熱中症のリスクを高める可能性があります。一人で部屋に居るときや、外出時も近距離で(2m以内を目安)会話するとき以外はマスクを外す時間を設けましょう。
脱水症状は熱中症を引き起こすだけでなく、摂取した栄養素を造血細胞に届けることができずに免疫低下へとつながり、ウイルス感染のリスクも上昇します。
暑い日が続く時期となり、「新型コロナウイルス感染症予防」と「熱中症予防」を両立するために、例年以上に注意が必要になります。
熱中症予防×コロナ感染防止 熱中症を防ぐために屋外ではマスクをはずしましょう(PDF:561KB)
熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、環境省と気象庁では「熱中症警戒アラート」の発表を実施しています。
熱中症警戒アラートが発表されている日には、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症予防行動を積極的にとりましょう。
「熱中症警戒アラート」とは
県内の暑さ指数(WBGT)予測地点のいずれかにおいて、最高暑さ指数を33℃以上と予想した日に発表されます。(前日から予想された場合は、前日17時にも発表。)
伝達方法は、気象庁の防災情報システムを通じて各自治体や報道機関などに発表されます。また、同時に「気象庁のウェブサイト」及び「環境省熱中症予防情報サイト」に掲載されます。
熱中症警戒アラート 発表時の予防行動(PDF:1,541KB)
環境省は、令和2年7月31日(金曜日)に、LINE公式アカウント「環境省」を開設し、熱中症予防対策の情報配信を開始しました。
LINE公式アカウントに友だち追加していただくことで、熱中症警戒アラートが発表された際に情報を受け取ることができます。
公式アカウントは次のとおりです。
⇒ アカウント名:環境省
LINE ID :@kankyo_jpn
QRコード :
利用方法など、詳細については、下記をご覧ください。
⇒ 環境省熱中症予防情報サイト - 環境省公式LINEアカウントによる情報配信 (env.go.jp)(外部リンク)
熱中症予防声かけプロジェクト(外部リンク)
室内で熱中症になる高齢者が目立ちます。室内に温度計を設置し、暑さは感覚だけでなく目で見てわかるようにすることが必要です。
28度を越えた時は、扇風機やエアコンなどを使用して部屋の温度を調整しましょう。
また、こまめな水分補給も大切です。
子どもは、発汗機能が未熟なため高温環境では熱中症になりやすいので注意が必要です。短時間でも車の中に一人にしないようにしてください。自分で意思表示ができないのでまわりで気をつけることが必要です。
近年、夏季に多くの災害が発生していますが、気温や湿度が高い日には、生活環境、作業内容、体調等の状況次第で被災住民やボランティア等の方々が熱中症にかかる危険性が高まるため、十分に対策を行うことが重要です。
災害時の熱中症予防~避難生活・片付け作業時の注意点~(PDF:880KB)
熱中症対策関連資料のダウンロードはこちら
⇒ 環境省熱中症予防情報サイト 普及啓発資料のダウンロード (env.go.jp)(外部リンク)
紫外線の浴びすぎは健康への影響があります。
急性の影響は日焼け、雪目等です。
慢性の影響は皮膚のシワ、シミ、、皮膚ガン、白内障等です。
紫外線についての正しい知識を持って、健康への悪影響を防止しましょう。
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