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ページID：99215更新日：2021年4月16日

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「富士山噴火による溶岩流シミュレーション動画」

「富士山噴火による溶岩流シミュレーション動画」を作成しました！

　令和３年３月、富士山ハザードマップが改定され、富士山噴火による被害想定が大きく変わりました。

　避難計画は今後可能な限り速やかに改定して参りますが、それまでの間、それぞれの地域において、溶岩流が時間推移とともにどのように流下するのか住民の皆様などに具体的にイメージしていただき、適切な避難行動・対策を検討するための参考としていただけるよう、「富士山噴火による溶岩流シミュレーション動画」を作成いたしました。

動画作成のねらい

・この動画は、関係する皆様に新しい被害想定を必要以上に恐れたり動揺したりすることなく、それぞれの地域においてどのようなことが起こりうるのかを理解していただき、命を守るためにはどのような行動が必要なのかを考えていただくために、非常に有効なものであると考えています。

・今後、富士山火山防災対策協議会においては、新しい被害想定に対応するため、「富士山火山広域避難計画」の改定に速やかに取り組んで参ります。

・また、県など関係機関では、想定される噴火災害に対し「安全を確保するための富士山噴火総合対策」にお示ししたとおり、富士山の状態を常時観測し異常の早期把握に努めるほか、避難時間を確保するためのハード対策も実施することとしています。

　・安全を確保するための富士山噴火総合対策

・この動画の公開を契機に関係する全ての方が地域の火山防災に関心をお持ちいただき、安全・安心の向上が図られれば幸いです。

動画の活用方針

・この動画をおさめたDVDを県内市町村等に配布し、普及啓発事業に活用いただくこととしています。

・また、県はこの動画を活用したワークショップを開催し、市町村に噴火時の避難計画（避難行動計画）を作成していただく支援を行って参ります。

・更に、市町村が開催する住民説明会等に、求めに応じて県の担当者が参加し、この動画を用いた説明を行います。

動画の仕様

・令和３年３月２６日に改定された富士山ハザードマップの溶岩流シミュレーションに基づき、３次元マップにより溶岩流が流下する様子を動画にしました。

・動画は、小規模溶岩流を４１パターン（山梨県側の全て）、中規模溶岩流及び大規模溶岩流をそれぞれ５パターン抜粋して作成しています。

・動画作成の対象範囲は、溶岩流が４８時間以内に到達する範囲とし、それぞれ再生時間２分の動画にまとめました。

・その他、複数の溶岩流シミュレーションが同時流下する様子を動画にしています。

動画視聴に当たっての留意事項

・４８時間を２分の動画としているため、溶岩流シミュレーション結果が１，４４０倍のスピードで表現されていますが、溶岩は実際には非常にゆっくり流れます。

・溶岩流シミュレーション結果は、１つの想定であり、実際の噴火は強弱の波があること、噴出率にも変動があることから、動画のとおりに流下しないことに留意が必要です。

・本動画の改変は固く禁止させていただきます。