ページID:128471更新日:2026年11月6日

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知事記者会見(令和8年11月5日木曜日)

防災新館401,402会議室

13時30分から

発表事項

発表事項外

kaiken1106

発表事項

 「やまなしユニバーサルツーリズム推進施設認定制度」の創設について

知事

県では、年齢や障害、病気などの様々なご事情にかかわらず、すべての人が旅の喜びを分かち合える環境づくりを進めて参りました。

その一環といたしまして、「やまなしユニバーサルツーリズム推進施設認定制度」を今日から開始いたします。

この制度では、お手元の資料のとおり、食事や入浴、移動、急な体調不良への備えなど、旅行中の不安に寄り添う「9つのおもてなし」を行う宿泊施設を県が認定することとしております。

中でも入浴につきましては、宿泊施設が外部の介助サービスを案内し、利用される方が必要な支援を受けられる体制を認定基準としております。

これは石和温泉を先進事例といたしまして、観光、医療、そして福祉の関係者の皆様が連携して進めてきた入浴支援の取り組みを生かしたものでありまして、この制度の1つの大きな特徴となっています。

こうした特色ある取り組みを含め、認定施設で受けられる支援やサービス内容を県がわかりやすくお知らせし、旅行をためらっていた方やご家族の不安の解消に繋がるように取り組んでいきたいと思います。

宿泊施設の皆様にも、県が申請に向けて相談から認定後の情報発信までを丁寧に支援して参りますので、是非ともこの制度に積極的に申請をしていただきたいと思います。

ホームページに概要があります。

一方で、旅行は介助が必要な方ご本人だけではなくて、日頃から介助を担うケアラーの皆様にとりましても心身をリフレッシュする大切な機会であります。

普段なかなか一緒に行けなかった旅行をご家族で楽しんでいただいて、豊かな時間を過ごしていただきたいと思います。

そこで県では、先般議会で予算をいただきましたが、認定施設でモニターとして入浴介助サービス付き旅行を行う県民の皆様を対象に、その費用の一部を助成することとしております。

この助成制度につきましては、第1弾となる認定施設の公表を予定しております12月から3ヶ月程度を目安として実行したいと思います。

これらの取り組みを通じて、本県のユニバーサルツーリズムを広く知っていただくとともに、ぜひ多くの皆様に認定施設をご利用いただいて、これまでなかなかできなくなってしまった家族旅行、特に温泉旅行をもう一度楽しんでいただければと思う次第であります。

記者

ユニバーサルツーリズムの関係でお伺いします。県内観光という視点から見たときに、こういう形でユニバーサルツーリズムを認定して推進することの意義がどの辺りにあるとお考えかお伺いできればと思います。県内観光にとってのメリットというか利点というところです。

知事

1つは、山梨県はまさに地理的に東京から比較的短時間で来られます。

ですので、どうしても長距離旅行は身体にご負担がかかるという方であったとしても、比較的山梨県は来やすいという地の利があります。

更に、温泉と、特に石和温泉に関しては7つのリハビリ病院が集積しています。こういった地の利を最大限活かす新たな高付加価値観光システムの1つだと思います。

我々はお客様を迎えたい、その方法としてこれまで旅行に行けなかった方々に旅行ができるような環境を整えます。

山梨県として、人々を幸せにして我々の経済の活性化を図る。これは甲州財閥以来の伝統的な在り方ですけれども、そういうものを発揮して、県内経済、特に石和温泉は最近元気がなかったところもありますので、これをきっかけに石和温泉が再活性化していくというような、こういう取り組みを図って参りたいと思います。

石和温泉だけではなく、これを参考事例として、ぜひ県内各地の温泉、あるいは温泉ではないところも含めて、家族旅行が気軽にできる場所ということで、観光関係の産業がより大きく伸びるきっかけになるものと考えています。

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 県政功績者表彰について

知事

令和8年度の受賞者を決定いたしましたのでご報告します。

受賞者47名、うち女性は3名です。

いずれも極めて大きな功績を残された方々でありまして、そのお名前、主要経歴につきましては、お手元に配付したとおりです。

11月20日に表彰式を行います。

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 やまなしキャリアアップ・ユニバーシティにおける若年層向けの新たな取り組みについて

知事

キャリアアップ・ユニバーシティに、若者のリクエストを反映した講座を新たに設置いたします。

これは、9月2日、この場の記者会見において発表いたしました、若者からの意見の募集について、いただいたご意見の概要とそれを踏まえた今後の取り組みの方向性について報告したいと思います。

先ほど申し上げましたように、若い皆さんから「挑戦を実現するためにどのような学びが必要か」をテーマに広く提案を募集いたしました。

また、高校生、専門学校生、若手社会人の皆様との対話を10月7日に実施したところです。

意見はお手元の資料に概要をまとめておりますが、大変積極的な対話が交わされました。

参加者の皆様からは、

・成長産業や仕事の現場に早い段階から触れていきたい

・探求や起業について学びたい

・挑戦を支える伴走者が必要

こういう大変積極的なご意見をいただきました。

この対話を通じまして、若い皆さんにとりまして必要なことは、単なる座学講座だけではなく、学び、実践、それからコミュニティ、そして伴走支援というものがつながった環境、これが重要であると認識したところであります。

そこで、こうしたご意見を踏まえまして、やまなしキャリアアップ・ユニバーシティを中心に、この若い挑戦をしっかりと後押しする新しい取り組みを、順次展開することとしたいと思います。

1つは、

・挑戦する若者同士が繋がるコミュニティ形成講座

次に

・医療機器講座や水素講座

今これは本職の技術者向けに、山梨大学のお力もいただきながら人材育成講座を行っておりますが、こちらにも参加機会を提供いたします。

更には、

・起業に向けたビジネスプランの策定講座

・インターンなどを通じて仕事や職業の本質を学ぶ講座

・若者の挑戦を支える伴走人材の育成講座

・学びに挑戦する高校生、大学生、20代の参加者を応援するための受講料支援

を今年度中に実施して参りたいと思います。

今後、学ぶだけで終わるのではなく、学ぶ、実践する、仲間と繋がる、振り返る、更に次の挑戦に繋げる、こういう一連の流れを重視しながら、環境づくりを進めていきたいと思います。

ぜひ多くの若い皆さんが、夢や希望に向かって現実にチャレンジできる環境をしっかり作っていきたいと思います。

今回第1弾ですから、今後もこういう講座に参加された方々のフィードバックもいただきながら、また、新たな積極的な提案も大いに歓迎いたしますので、そういう声も寄せていただきながら、これをどんどん取り入れて、頑張る人が報われるよう、頑張りたいと思う人たちを積極的に応援していきたいと思います。

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発表事項外

 甲府駅北口の魅力を高めるための研究会設置の報道について

記者

今日、山日新聞に甲府駅北口の賑わい創出に向けた研究会設置の記事がありました。

先日もリニア駅周辺の施設の整備に向けた研究会の設置という報道もありまして、リニア開業の効果の波及に向けた動きが相次いで出てきたと思っていますが、その現状と今後の知事の狙いをお聞きしたいと思います。

知事

まず現状は、リニア駅周辺では屋内運動場も兼ねた大型集客施設についてしっかり検討していきましょうということで、今その下準備の作業を進めているところです。

先般は、山下法務大臣をお訪ねし、今の甲府刑務所の移転の可能性について議論をお願いし、議論がスタートすることになりました。

こういう所を念頭に大規模集客施設を作ることはできないだろうか。

例えば東京の首都圏では、コンサートを行う会場がとても不足している話も聞きますので、人が来ていただける1つの大きな理由になろうかと思っています。

また、もう1つ甲府駅周辺も大変重要な存在でありまして、甲府という町の磁力を高めていくことも、やはり大きな課題になっています。

何の課題かは後で申し上げますが、今般報道にありましたように、私たちとしては、北口の駅前に広大な県有地を保有しております。大変高いポテンシャルのエリアですので、そこの魅力を高めるべく、関係の皆様と力を合わせる必要があるだろうと思っています。

いずれも共通する狙いは、リニアの停車本数の増加です。

今現状は、JR東海の計画によりますと、1時間8本通るうちの1時間1本がその中間4駅に停まると、このような考えが以前から打ち出されているところですが、1時間に1本では我々としては決して十分だとは思っていません。

これでは実質は通り過ぎるだけだと言っても過言ではない状況だと思っています。

ただ、これはお願いだけしても何とかなるような問題ではなく、しっかり山梨県駅に停めることがJR東海にとって儲かるんだ、経済的合理性を超えて必要性があるのだという状況を私たちが作っていかなければならないと思っています。

そういう中で、メインは富士トラムでリニア山梨県駅と富士山を直結することで、今までなかなか富士登山が難しかった名古屋以西の皆さんに対しても富士登山の門戸を開放し、その玄関口をリニア山梨県駅とすること。

これに加えて、今申し上げたとおり、様々な人が乗り降りする理由を作っていく必要があると思います。

そのうちの1つの理由は、今申し上げたリニア駅前周辺の大規模集客施設でもありますし、もう1つは甲府駅周辺の全体の再度の活性化だと思っています。

その一環として、私たちはプレーヤーとして北口に広大な県有地を保有しておりますので、関係する皆さんと知恵を出し合いながら、より人が集まる場所の磁力づくりをしていきたいと考えている次第です。

記者

ありがとうございます。そうするとその2つの研究会の他にも何か検討していくようなお考えでしょうか。

知事

これから様々な可能性を考えていきます。

当面は、まずこの2つではありますけれども、2つでなければならないというわけではないので、1つ1つタイムリーに考えていきたいと思います。

記者

甲府駅周辺のまちづくりとなると、甲府市が主体となって行うべきという考えもあると思いますが、県がこのように関わっていく背景や経緯があれば教えていただけますか。

知事

まさに、甲府市が主体となるべきというお話はその通りです。まちづくりは地元市が主体となって取り組むべきものです。

これまでもリニア駅周辺につきましては、甲府市のリーダーシップのもと、甲府市の方針や考え方に基づき、県もその1プレーヤーとして、連携しながら取り組みを進めてきました。

北口も同様です。基本的には甲府市がまちづくりの主役でありますが、県は駅北口の目の前に広大な県有地を保有しており、その高いポテンシャルを生かして資産価値を高めていくという上でも、積極的に関わるべきだと考えています。

更に、そうした取り組みが、先ほど申し上げたリニアの停車本数を増やすことにも繋がると確信する次第です。

こうした思いから、甲府市や地元経済団体に提案させていただいたところです。

樋口市長には私から直接電話でお話し、ご快諾いただいております。今後の段取りは甲府市としっかり相談しながら、歩調を合わせて進めていきたいと考えています。

商工会議所にも同様の話をさせていただきました。

「一緒に取り組んでいこう」という大変力強いお言葉をいただいております。

駅の南側がビジネスや経済の拠点であるとすると、北側は文化がキーワードになるのではないかなど、様々積極的なご意見もいただいており、大変心強い限りであります。

このため今後、甲府市をはじめ北口に関係する皆さんも含めた研究会を立ち上げたいと考えています。

最終的には甲府市の仕切りのもとで行うわけですが、何もない状態で議論を

始めても話になりませんから、私たちとして、この研究会においてたたき台となるようなイメージづくりをしていきたいと考えています。

それに向けて必要な調査や研究を行っていきたいと思います。その上でこの研究会の成果をもって、概ねこんな形はどうでしょうかというような1つの積極的な提案として甲府市に提出いたしまして、その後甲府市の仕掛けの中で、我々としてはその成果を更に実現をするべく、色々な協力をしていきたいと考えています。

記者

今のお話の中で商工会議所とかお名前が挙がりましたが、研究会のメンバーは現時点で決まっていますでしょうか。

知事

これから考えていきたいと思っています。

山梨大学も年来武田通りをもう少し何とかしたいというお考えもお持ちのようですので、ぜひ声掛けさせていただきたいと思います。

それから近辺の土地所有者の皆さん、あるいは経済界、商工会議所も含めて、ご関心のある、我こそはという方と一緒になって様々議論をして、この北口はどうすればもっと良くなるのか、地域全体のコンセンサスに近いものまで出来たらいいと思います。

ある程度しっかり練って甲府市に提案をしたいと思います。

記者

立ち上げは年内でしょうか。

知事

年内に立ち上げたいです。

記者

先ほど法務大臣にお会いしたというお話があったかと思うのですが、いつ頃どういうタイミングでお会いされたのか、詳細をお伺いできればと思います。

知事

今週の月曜日に法務大臣のもとへお伺いしまして、ぜひそういう議論をさせてくださいという話をしたところ、「その点については分かりました」というお話をいただきました。

結論ではなく、議論を始めるということについて分かりましたということです。

既に甲府市がこれまでも努力を積み重ねて来られていますが、いよいよ我々も市と一緒になって議論します、ぜひお願いしますと。

山下大臣は旧知の中なので、大臣のご再任のお祝いも兼ねてお伺いをしてきた次第です。

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 アメリカ中間選挙結果の県政への影響について

記者

アメリカの中間選挙の大勢が判明いたしましたけれども、共和党の大敗ということで、まずはアメリカの内政問題であることはもちろんなのですが、県としても、トランプ関税とか、イラン情勢の不安定化による物価高とか、色々な対応を強いられてきたと思うのですが、この中間選挙の結果がトランプ政権の方向性如何に影響を与え、更には県政にどんなような影響があると思っていますか。

知事

具体的にどのような影響があるかはまだ分からないというか、まだ選挙も終わったばかりですし、大統領がどのようなお話をされるのかも分かりません。議会での議論なども見ながら色々分析するだろうとは思っています。

アメリカと山梨県の関係でいきますと、まさに一番大きなイランにおける戦争の問題があり、中間選挙の話題とずれるかもしれませんが、私たちとしては早くイランの戦火が収まり中東に平和が戻ることが、結果として山梨県の県民生活の安寧にも繋がってくると考えています。

本当に世界とダイレクトに繋がっていることを今回、強烈に再認識させられたわけですので、早く安寧・平穏が戻ることを希望します。

それから、関税もできる限り影響が及ばないような形になってくるといいと常々思っています。

更にエネルギー政策に関して、ここしばらくの間はまだ脱炭素については、ある意味逆風のところはあったのは間違いがないので、そういったところをアメリカの皆さんと、これもカリフォルニアとも色々対話もしてきたのですが、そういう対話がまたできるようになったらいいと思います。

他方で、エネルギー安全保障問題は、多分永劫に続く課題だと思いますので、私たち山梨県が取り組んでいる水素に関しては、エネルギー安全保障の問題を外国との関係で言えば基調に据えながら、更に脱炭素という流れが加わるとプラスの展望になってくるかな、と今、頭の体操をしています。

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 知事選挙について

記者

知事選の関係で確認をさせていただきたいのですが、知事ご自身の政策はいつごろどのような形で発表されるかが決まっていたら教えていただきたいです。

知事

今、一生懸命作っています。

これまで様々な場面で私ども政策の方向性は常にオープンにお話をしてきましたので、それがある日突然変わることはないわけですが、それを少し分かりやすく再整理をしながら、世に問えるようにしていきたいと思っておりますので、もうしばらく整理させていただきたいと思います。

記者

発表されるとしたら、会見を開かれたりとか、ご予定はありますか。

知事

いずれやりたいと思います。もちろんです。

記者

時期としては11月中ぐらいでしょうか。

知事

12月は遅すぎますよね。できるだけ月内に出したいと思いますし、できるだけ早く出せるように、頑張っていきたいと思います。

記者

定例会見の中で発表されるようなご予定ですか。

知事

定例会見以外の場になります。

記者

大体の予定もまだでしょうか。

知事

いくつか私たちも節目となるような会合も予定しておりますので、それを念頭に置くのだろうと思っています。公約づくりに専念したいところですが、専念できるような時間がない中で最大限頑張っています。

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