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更新日:2021年1月29日

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あけぼの医療福祉センター看護科

障害児(者)とのふれあいに看護する喜びを

 当センター看護科は、利用者が安心して健やかに生活できるよう質の高い看護の提供に努めています。利用者の成長を助け、生活を支援するために、摂食嚥下訓練、呼吸リハビリ、身体のポジショニングなど重心看護に必要な知識、技術の向上に努め、看護の専門性を高めています。

 利用者がその人らしく、生涯幸せに過ごせるよう療育の心を大切に、これからも日々工夫しながらきめ細やかな看護を実践し、一緒に成長していきたいと思います。

 直通電話〈入所第一担当(ピッコロ)〉 0551-30-5117

     〈入所第二担当(コルネット)〉 0551-30-5112

     〈入所第三担当(ビオラ)〉 0551-30-5118

     〈通園〉 0551-30-5119

     〈外来〉 0551-22-6113

1.看護科の理念

障害児・者の生命と人権を尊重し、健康で一人一人のQOL(生活の質)の向上を目指した質の高い看護を提供します。

2.看護科の方針

  • 利用者がその人らしく生活していけるよう、一人一人に合った看護を提供します。
  • 安全、安心な療育環境を整えます。
  • 保健、医療、福祉のチームの一員として、多職種と連携、協働しつつ看護の専門性を発揮します。
  • 常に専門職として知識・技術の向上に努め、責任ある看護を提供します。
  • 業務の改善、効率化を図り、施設経営に参画します。

3.現任教育

重症心身障害看護分野における専門的知識、技術を理論的に探究し、質の高い看護を提供する看護師の育成に努めます。 

 あけぼの医療福祉センターの看護師は山梨県立病院機構から派遣されています。そのため3施設(山梨県立中央病院・北病院・あけぼの医療福祉センター)共通のキャリアラダーに基づいて、個々の看護師の成長を支援しています。また、令和2年度に重心看護教育カリキュラム「重心看護領域」を作成し運用を開始しました。新任者・新卒者を含め、全ての看護師が重心看護について知識を学び、質の高い看護が提供できる看護師を育成する教育プログラムとしました。  

 

「重心看護領域」

【評価する実施項目】

重心看護

(1)摂食

(2)ポジショニング

(3)呼吸リハビリテーション

(4)医療的ケア

1. 気管切開 2. 胃ろう 3. 栄養管理

(5)福祉サービス

 

 

 

【5つの習得段階(ステップ)】

Ⅰ  指導を受けながら実践できる

Ⅱ  自立して行える

Ⅲ  個別性を重視して行える

Ⅳ  状況に応じて行える

Ⅴ  指導が行える

 5step

 

施設内教育

 看護科教育委員や所内教育委員が中心となり、新任者や現任者の教育研修を企画・運営しています。また、看護研究や多職種による症例検討会を実施するとともに、安全管理、感染予防、倫理などの研修も行っています。

  【令和2年度の研修の様子】
R2救急法研修

<その1:救急法の研修>       

 

 看護科救急プロジェクトチームが中心となり、センター全職員がAED操作ができることを目標に、一次救命処置研修を実施しています。

 R2看護助手研修

<その2:看護助手研修>

 

 看護助手を対象に、看護助手の役割についての講義を行いました。看護チームの一員として看護師とどう協働するか、また自分たちの行っている業務の意味について意見交換しました。

            
 R2キャリアラダー研修  

<その3:キャリアラダー研修、看護の核となる実践能力~ニーズをとらえる力>

 事例を通し関連図から入所者や、その家族のニーズをどのように捉えたらよいか検討し、その学びを日々の看護実践に生かしています。

 

  【スタッフ紹介】

 新卒看護師&指導者看護師

   R2新卒看護師

 新人看護師、一社会人として約半年が過ぎました。学生時代には経験のない重症心身障害児・者病棟での看護実践に戸惑い、悩むこともありました。ひとつひとつの援助に責任が伴うため、自分の知識・技術不足に落ち込むことも度々あります。しかし、プリセプターをはじめ、先輩方が親身になって声掛けや助言を下さるので、心身ともに支えられながらとても働きやすい環境で勤務できています。1年目だからこそ積極的に疑問や思いを表出し、日々の実践を振り返りながら学んでいくことで看護師として成長していきたいと思っています。

   R2指導者看護師

 はじめての新卒者採用で、新人さんからの「なぜ?」「どうして?」という疑問は私たち先輩スタッフへの良い刺激となっています。重い障害をもつ利用者さんたちは自らの体調の変化を伝えることができません。利用者さんの「いのち」を支えるための知識、観察力、技術を身につけるとともに、「その人らしさ」を尊重した看護の実践を一緒に考えながら共に成長していきたいと思います。

  

4.重症心身障害看護師の活動

 当センターには「重症心身障害領域における看護の質の向上を図る」ことを目的とした、日本重症心身障害福祉協会認定の重症心身障害看護師5名が活動しています。活動内容は、「骨折を予防する看護」「気管切開に関する看護」「医療的ケア児等の意思決定支援」など様々であり、各病棟で教育的活動をしています。

 また、山梨県のインクルーシブ教育システム推進事業に協力して、医療的ケアを必要とする児童生徒が通う特別支援学校の教員等に対し、特定行為実践のための基本研修など知識・技術の指導を行い、障害者が地域で生活できる体制づくりを支援しています。

 

 重心看護師会議  気管切開研修

   <月1回の重症心身障害看護師会議>           <気管切開患者に関する看護の研修会> 

5.部署紹介

病棟部門

【医療型障害児入所施設・療養介護】

 医療・生活面での支援が必要な重症心身障害児(者)や肢体不自由児の入所支援、在宅支援の一環として日中一時支援・短期入所支援を行っています。ポジショニングや摂食訓練などのリハビリテーションを行い、身体機能の維持・向上に努めています。また、各病棟に就学児(小学部~高等部)がおり、隣接のあけぼの支援学校に通学できるよう、体調管理を行い、支援学校の職員と連携し、健康で安全に学校生活が送れるように支援を行っています。

 重症心身障害児(者)と肢体不自由児が入所している「コルネット」「ピッコロ」「ビオラ」の3病棟からなり、「ビオラ」病棟は整形外科・歯科治療の手術患者、親子入所の受け入れも行っています。

 

 【コルネット病棟】     

   コルネット・カンファレンス

他職種とのカンファレンス

 昨年より、一人の利用者を複数の看護師が担当するペアリングシステムを導入し、看護の方向性を日々確認しながらケアを行っています。今年度は、利用者への支援を、より「その人らしさ」を大切にした内容となるように、担当看護師・医師・福祉職・療法科・看護助手などの他職種と話し合う機会を多く持ち、日々の支援に繋げています。生活の中で安全で楽しく過ごせる季節行事や、所内活動に参加できるよう環境を整え、利用者の笑顔につながるよう支援しています。

 

 

  【ピッコロ病棟】 

  ピッコロ・ケア

 口腔ケアの様子

   当病棟では人工呼吸器管理を必要とする重症心身障害児者をはじめ、様々な障害を持った入所児者の看護を行っています。入所者の高齢化も進み障害の程度も年々重症化している傾向にあります。個々の入所者に応じたより細やかな看護が提供できるよう取り組んでいます。今年度は、ペアリング体制を取り入れ、さらに質の高い看護を提供していきたいと思います。

 現在コロナ禍の中、ピッコロ病棟は、短期入所、日中一時支援の受け入れ病棟として、在宅利用者の支援を担っています。入所利用者・在宅利用者ともに、笑顔で安心して過ごせる事を目指し、日々援助していきます。                             

 

 

     【ビオラ病棟】 

  親子入所室

親子入所室

 あけぼの支援学校に通い教育を受けている児童に対しては、新型コロナウィルスの流行に伴い、支援学校と感染対策を検討し、教員の訪問による学習など教育環境を整えて入所の児童・学生の学びを継続しています。また、支援学校に通学する事を目的とした入所児に対しては、卒業後を見据えた退院支援を本人・家族・地域・他職種と共に計画的に取り組んでいます。

 親子入所(短期集中訓練)室については、家と同じように親子ともに入所し短期間の集中訓練と療育指導を受け、家族や児が安心して在宅で過ごせるように支援します。

                

  

通園部門

 医療型児童発達支援センター、生活介護の2つが開設されています。

 それぞれに看護師が配置され、医療的管理のもと、支援課職員とともに保育園・所外活動・機能訓練など日常・社会生活が充実したものになるよう日々支援をしています。また、障害児者や家族が地域で安心して生活できるように家族支援にも力を入れています。

      【タムタム】 医療型児童発達支援センター 
 タムタム・看護科

 通園する在宅障害児の児童発達支援および治療(医療の提供)を行っています。集団生活の中で幼児期の発達を促しながら社会性と協調性を育てることを目的とし、遊びや体験を通して精神面の発達や摂食・排泄などの基本的生活習慣の習得を支援します。また戸外活動を行い、丈夫な体づくりをします。

 母子ともに、安定した状態で、毎日通園できるよう保護者の心理的サポートや医療ケアの相談などに乗り、在宅での生活が安心して継続できるように支援しています。

 
      【チェンバロ】生活介護   
 チェンバロ・看護科

 在宅の障害者が通所することで、日常生活動作・運動機能の低下を防止するとともに、四季の移り変わりを感じるような行事や多くの人との関わりの中から社会性の向上を図ることを目的に活動しています。利用者の健康管理・摂食訓練・機能訓練を行い、健康の維持・管理に努め、保護者の家庭での療育の悩み等について相談・助言などを行っています。週に1回の入浴、散策や制作などの活動、スヌーズレンなどにより感覚を刺激し、集団活動を通して人とのふれあいを支援していきます。

            

 

外来部門

 心身障害児(者)を対象に、整形外科、小児科、泌尿器科、皮膚科、リハビリテーション科の外来診療を行っています。外来患者には、在宅療養の重症心身障害児(者)や発達遅滞児及び発達障害児、社会福祉村内の施設に入所や通所をしている障害者等が通院しています。

  外来受付
 来院する患者家族が安心して、安全に受診目的が果たせるように、診察時の見守りや、家や学校でどのように過ごしているのか家族から聞き取り、医師に情報提供を行っています。初めて来院する患者家族には、診察前・後での声掛けを行い、家族の受けとめや思いに傾聴し、不安軽減に努めています。
           

 様々な障害をもつ児者やその家族が日々を安定した状態で過ごせるよう支援していきます。

            

 

 

手術部門

   手術室

 手術担当看護師4名(病棟と兼務)が交代で手術室に入っています。

<歯科治療>何らかの障害で歯科治療が困難であり特別な配慮が必要とされる患者に対して、全身麻酔下での歯科集中治療を行っています。

<整形外科手術>主に運動発達を阻害する痙性や拘縮を解除する手術や、内反則・股関節脱臼に対する手術を全身麻酔下で行っています。

 患者やその家族が安心して手術や治療が受けられるように一人一人の障害にあった関わりを行い、環境を整え安全安楽に治療が行えるように、医師や病棟看護師と連携し支援を行っています。

            

 

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部あけぼの医療福祉センター 担当:肢体不自由児・入院担当
住所:〒407-0046 韮崎市旭町上條南割3251-1
電話番号:0551(30)5118  

山梨県福祉保健部あけぼの医療福祉センター 担当:重症心身障害児(ピッコロ)担当
住所:〒407-0046 韮崎市旭町上條南割3251-1
電話番号:0551-30-5117  

山梨県福祉保健部あけぼの医療福祉センター 担当:重症心身障害児(コルネット)担当
住所:〒407-0046 韮崎市旭町上條南割3251-1
電話番号:0551-30-5112  

山梨県福祉保健部あけぼの医療福祉センター 担当:外来
住所:〒407-0046 韮崎市旭町上條南割3251-1
電話番号:0551-22-6113  

山梨県福祉保健部あけぼの医療福祉センター 担当:通園担当
住所:〒407-0046 韮崎市旭町上條南割3251-1
電話番号:0551-30-5119  

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