水素・燃料電池産業技術人材養成講座事業化コースについて
県では、水素・燃料電池関連産業への参入を目指している県内企業の皆様を対象に、ビジネス化に向けての技術提案力向上に必要な知識を習得する機会を提供するため、「水素・燃料電池産業技術人材養成講座(事業化コース)」を開講いたします。
講座概要
開催期間
原則3週ごと金曜日15時00分~18時00分(13時30分講義開始日あり)
講義場所
受講料
無料
ただし、テキスト代金及び講義、実習、施設見学等にかかる費用は、実費負担をお願いする場合があります。
内容
水素・燃料電池に関する技術課題や開発動向、事業提案力向上に必要なポイントを解説し、事業提案に向けた提案書の作成演習等を行います。
| 講義テーマ |
内容 |
| 事業化事例紹介 |
大手企業における新事業の進め方 |
| 事業提案の準備 |
市場調査の進め方、技術マーケティング戦略 |
| 事業提案書の作成 |
提案書作成、ブラッシュアップ、成果発表
展示会等のアクションプラン作成、展示会での情報収集、ニーズ調査、仮説検証
|
受講申込み
出願書類に必要事項を記入の上、下記「お問合わせ先」まで郵送にてご提出ください。
お問合わせ先
水素・燃料電池技術支援室
水素・燃料電池産業技術人材養成講座事業化コース担当
〒400-0021
甲府市宮前町6-43
電話/FAX:055-254-7098
Email:hfc-info@yamanashi.ac.jp
取り扱い時間:平日(月~金)8時30分~17時15分
趣旨
- 「水素」「燃料電池」は脱炭素社会推進、新産業創出、雇用拡大などに貢献可能な技術分野として期待されています。同分野への参入にあたっては、具体的な設計、製品開発、性能評価等を行うための高度で専門的な知識を必要とするため、人材育成が不可欠であるとして、山梨県と山梨大学は、平成28年度(2016年度)より「水素・燃料電池産業技術人材養成講座(一般コース)」を開設してきました。これまで、9年間で77団体・企業の185人が修了し、少しずつですが、水素・燃料電池関連産業への参入が始まっています。
- 一方、市場参入に際しては、高度で専門的な知識に加え、ビジネスに向けての企画立案や中長期的な事業化計画が必要になってくるため、受講はしたものの、自社技術の新分野への適用可能性、企画提案力、採算性など事業化への不安を持ち、今一歩参入に向けて踏み出せない団体、企業も存在しております。
- そこで、山梨県と山梨大学は、「水素・燃料電池産業技術人材養成講座(基礎コース)」とは別に、事業化に向けての企画提案力、事業化計画立案、活動指導等に必要な知識を習得する機会を提供するための、「水素・燃料電池産業技術人材養成講座(事業化コース)」を令和6年度から開設しております。
- 本年度は、昨年度修了生のアンケート結果をもとに講義間隔等を見直すとともに、大手企業の第一線で新事業を推進していた方を講師に迎える等、より一層内容を充実させ開講いたします。