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ページID:70378更新日:2017年5月19日

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遺跡トピックスNo.431猿の泥めんこ~鰍沢河岸跡~

鰍沢河岸の遺跡トピックス

 

  • 0005鰍沢河岸跡-泥めんこ-2005年6月15日~2005年6月21日
  • 0025鰍沢河岸跡-礎石建物跡・井戸-2005年11月3日~2005年11月9日
  • 0027鰍沢河岸跡-石垣・粘土枠遺構-2005年11月17日~2005年11月23日
  • 0030鰍沢河岸跡-口留番所跡-2005年12月8日~2005年12月14日
  • 0035鰍沢河岸跡-道・区画-2006年1月19日~2006年1月25日
  • 0047鰍沢河岸跡-胞衣壺-2006年4月29日~2006年5月4日
  • 0048鰍沢河岸跡-磁器・泥めんこ-2006年5月5日~2006年5月11日
  • 0068鰍沢河岸跡-文政の大火-2006年10月18日~2006年10月24日
  • 0092鰍沢河岸跡-目薬瓶-2007年4月18日~2007年4月24日
  • 0113鰍沢河岸跡-元禄一分判金-2007年9月27日~2007年10月3日
  • 0117鰍沢河岸跡-文政の大火と磁器-2007年10月31日~2007年11月6日
  • 0188鰍沢河岸跡-荷物置き場-2009年5月14日~2009年5月20日
  • 0203鰍沢河岸跡-竹製の水道管-2009年8月26日~2009年9月2日
  • 0208鰍沢河岸跡-陶器製湯たんぽ-2009年10月1日~2009年10月7日
  • 0242鰍沢河岸跡-御蔵台-2010年6月16日~2010年6月22日
  • 0270鰍沢河岸跡-うさぎ文様の茶碗-2010年12月27日~2011年1月4日
  • 0351鰍沢河岸跡-お茶碗にみるものがたり-2012年8月22日~2012年8月28日
  • 0359鰍沢河岸跡-統制番号製品-2012年11月12日~2012年11月20日
  • 0375鰍沢河岸跡-泥めんこ-2013年6月28日~2013年7月10日

 

 

 

鰍沢河岸跡は甲府盆地を南に流れる笛吹川と釜無川が合流して富士川となったところにあります。

鰍沢河岸は江戸時代に甲府盆地の年貢米を江戸に運ぶために開かれました。明治時代の初めまで問屋街が栄えていました。

鰍沢河岸遠景

 

所在地:南巨摩郡富士川町鰍沢町1374-5ほか

時代:近世・近代

報告書:『鰍沢河岸跡2.』白子明神地区宅地水防災事業に伴う発掘調査報告書(山梨縁埋蔵文化財調査報告書第224集)

 

猿の泥めんこ

鰍沢河岸跡からはたくさんの泥めんこが出土しています。泥めんこには大黒様や天狗などの神仏、宝船や獅子頭などの縁起の良いもの、硯や灯篭などの器物、鳥や魚や花などをかたどったものなど多くの種類があります。

その中には今年の干支である猿があります。これは猿の顔です。結構リアルに表現されていると思いませんか。

猿の顔

猿の顔

次のは日光東照宮の三猿で有名な見ざるです。どこかに言わざる、聞かざるもいるのでしょうが、鰍沢河岸跡からは見つかっていません。

猿の泥めんこ

見ざる

同じ猿でも表現が違います。泥めんこは子供が遊ぶ玩具としての一面と大人が畑の作物が病気にならないようにまたは商売がうまくいくようにといった祈りの意味での使い方があったと言われています。

 

現在でも身近な存在である猿ですが、古来より山神や田畑の守り神としても親しまれてきました。今年は嫌なことがサル、良い一年でありますように!

 

 

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