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ページID:66676更新日:2015年6月11日

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議長記者会見(平成27年5月11日)

詳細内容

平成27年5月11日(月曜日)午前11時00分~午前11時20分

県議会議事堂2階議会運営委員会室

議長記者会見H27.5

 

所感

(議長)

私は、5月8日の臨時会において、議員各位にご推挙いただき、第123代山梨県議会議長に就任いたしました。

大変光栄でありますとともに、議長という職責の重大さに、身の引き締まる思いであります。

現在、国では、人口減少問題を克服し、活力ある日本社会を維持するため、地方創世に本格的に取り組み始めました。

現在、本県におきましても2月に後藤知事が就任し、将来にわたって持続的・安定的に輝き続けるふるさと山梨を目指し、6月の定例会においては、公約であるダイナミックやまなしの実現に向けた主要施策の提案が予定されているところであります。

本県議会におきましては、昨年3月に議会改革の一環といたしまして、山梨県議会政策立案特別検討会議等を設置し、防災対策政策提言等を行ってきたところであります。

今後とも地方議会の果たす役割は、ますます重要になっており、新たな県政課題に対して、二元代表制の一翼を担う立場から、しっかりとした協議を行うとともに、必要な連携を図りながら、引き続き議会活性化を着実に推進していきたいと考えております。

このため、歴代議長が積み重ねてきました改革の意思を受け継ぐとともに、地方創生の時代にふさわしい山梨づくりに向けて、県民の皆様の意思が十分反映されるよう、積極的に取り組んでいく決意であります。

以上、このたびの議長就任の所感といたしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

質疑事項

(記者)

議長就任おめでとうございます。今回の議長選について、38人の県議の方のうち37人の方が石井さんを推したと言うことですが、自由民主党山親会も含めて、選挙結果についてどのようにお感じかということと、自民系の分裂と言われる中、今後山親会との関係をどうしていくのかお考えをお願いします。

(議長)

多くの県議のご推挙により議長に選任されたことは、身に余る光栄と考えております。またこの責任の重さを感じているところであります。

議会運営にあたっては、議員各位の意思を尊重しながら、また議員が一丸となって県政発展に尽くしていきたいと思っております。

(記者)

両会派の今後の姿について、お考えをお願いします。

(議長)

民主的で公平公正な議会運営に努めて、県民福祉のさらなる向上に向けて議長の職責を果たして参りたいと考えております。

(記者)

議会改革を今後も進めたいとのことでしたけれども、浅川さんが議長をなさっていたときにも議会基本条例の制定を目指す動きがあったかと思うのですが、それが未だにできていないという状況ですが、議会基本条例等そういったものについての取り組みについて何かありましたらお願いします。

(議長)

県議会は政策立案機能のさらなる充実と、また強化を図るために、議会が制定する政策条例や、政策提言の対象とすべき事項の調査、また課題等についての迅速な対応ができるように常設の組織として、平成26年3月に新たな政策立案特別検討会議を設定しております。

議会基本条例についても、この政策立案特別検討会議において、議員から意見を聞いて、そしてまた制定の是非を検討していくことになると思っております。

(記者)

後藤県政に対する評価について、何かありますでしょうか。

(議長)

後藤知事は100万県民を目的として、ダイナミックやまなしの実現について少子化対策等に積極的に取り組んでいくと言っております。

議会としても、その方向性をしっかりと受け止めながら、二元代表制の一翼にあるという立場からがんばっていきたいと思っております。

(記者)

議会改革の話の1つになりますが、海外視察の関係で、裁判もある中で海外視察についてどのように必要性をお考えで、今後の対応をどのようにしていきたいかお聞かせください。

(議長)

先進地の視察や、広く様々な意見を聴取するということは、非常に大事だと思っています。今後の議会活動に活かすことができるとともに、積極的な政策立案機能の強化を図る上でも必要ではないかと思っております。

また県議会では、昨年の5月に、政務活動費における海外調査等について、運用の見直しを行ったところでありますし、一層県民への還元性というものを高めるということの中で、厳正・厳格に取り組んでいくことと考えております。

(記者)

5月の見直しの部分で、透明性を図りつつ、やるべき仕事として、なすべきお考えということでしょうか。

(議長)

はい

(記者)

この前までは土橋さんが副議長をなさっていて、今回議長と同じ県民クラブから副議長が選出されたということで、これまでとスタンスが変わってくるかと思うのですけれども、副議長は石井議長をどのように支えていかれるか、所見を一言お願いします。

(副議長)

副議長ですから、議長を補佐しながらしっかり、今までもそうだと思いますけれども、開かれた議会ということで目指していきたいと思います。

また行政、執行部との関係はやはり両輪ですから、監視、体制等をしっかり見つめながら、また協力できることは、しっかり協力し、県民の福祉向上にしっかり対応していきたいと思います。

(記者)

議長と同じ会派に所属されていることはどうですか。

(副議長)

会派は関係ないと思います。同じ議員ですから、もちろん会派は一緒ですけれども、会派とは別に私も議長と一緒に果たすべき役割は果たしていくということです。

(記者)

安倍政権の地方創生の話もされていましたが、安保法制についてはどうお考えでしょうか。

(議長)

国民に影響を及ぼす重要な問題ですので、今後、国会で十分議論を尽くすとともに、また広く国民に説明をしていく必要があるのではないかと思います。

集団的自衛権の行使は、国防あるいは安全保障の根幹に関わる問題でありますので、国民の世論も割れるということも考えられるわけですので、国の真意を注視する必要があるのではないかと考えております。

(記者)

地方創生に関してはどのように評価されるのでしょうか。

(議長)

地方創生については、やはり地域の特色を活かすということの中で、十分それらを心して、県民あるいは国民の考え方を反映できるような形で取り組んでいきたいと思っております。

(記者)

前の臼井議長のときに、各会派の間であまり特に若い議員と意見を交わす機会がないということで、議長の部屋に1年生議員の方が集まって、ざっくばらんに意見交換というのをされたのですけれども、議長はそのような場をお考えでしょうか。

(議長)

前議長も積極的に懇談会等について進めてきたわけですが、そのことは非常に成果があったと考えております。

各会派の代表者会議のメンバーを除く一期生13人の方々と県政課題を含め意見交換を行い、県政課題に対する政策提言の取り組みやその促進、会派を横断し議員同士の連携の重要性等について意見交換がなされたと伺っております。

このような議員同士が自由に意見交換を行う機会は有益であると考えていますので、今後も必要に応じて実施したいと考えております。

(記者)

議長の任期中にこれはやりたい、あるいはこういう政策立案をやりたいというものがありましたらお聞かせください。

(議長)

今までもこれからも開かれた議会ということの中で、議員各位の意見、あるいは執行機関のことも含めながら、前向きに積極的に取り組んでいきたいと思っております。

(記者)

議長の任期について、議長の経験をいろんな人が共有すべきなのか、それとも一人の人が長くすべきなのか、ご自身について何かお考えがあればお願いします。

(議長)

地方主権の時代が本格化しつつある中で、議会の果たす役割は益々重要になると考えております。本県議会においては、より開かれた議会を目指し、また議会における議論を重ねながら活性化、あるいは議会活動の透明化、あるいは政策立案機能の一層の向上等について、様々な改革を行っていきたいと思っております。

私は、去る5月8日に多くの皆様方からご推挙いただきまして就任をしたところでありますが、これまでの議会改革の意思を受け継ぎながら、また歩みを止めることなく、取り組んでいきたいと考えております。

また、県民の期待と信頼に応えるべく、柔軟な発想と真摯な姿勢で県民福祉の向上と県政の進展のために、職責を全うしていきたいと思っております。

(記者)

ご自身が何年間議長を続けるか、お考えは。

(議長)

自分の職務を一生懸命果たしていきたいと思っております。

 

 

 

 (以上)

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