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ページID:112342更新日:2024年1月15日
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細線ワイヤを用い、放電現象を起こして、金属を切断加工する機械です。ワイヤを使用して加工するため一筆書き形状しか加工できませんが、旋盤やフライス盤では加工が困難な微小領域の加工が可能です。加工精度が非常に高いため、金型や歯車、精密治具等の加工に利用されています。
特にこの装置はΦ0.03mmの細線ワイヤを使用できるため、通常のワイヤ放電加工機では加工できないような微小形状の加工が可能です。
【この装置は平成10年度「ものづくり試作開発支援センター整備事業」により導入しました。】
株式会社牧野フライス製作所
UPH-1
【移動量】
X軸移動量 | 160mm |
Y軸移動量 | 200mm |
Z軸移動量 | 40mm |
U軸移動量 | ±4mm |
V軸移動量 | ±4mm |
【加工範囲】
X軸 | 120mm |
Y軸 | 110mm |
Z軸 | 40mm |
【加工物】
最大懸垂質量 | 5kg(ホルダを含む) |
最大ワーク大きさ | 100mm×100mm×30mm |
【ワイヤ】
ワイヤ系 | Φ0.03,0.05,0.07,0.10mmから選択 |
送り速度 | 0~100mm/s |
テンション | 0.5~10N |
【精度】
位置決め精度 | ±0.001mm |
繰り返し決め精度 | ±0.001mm |
【加工性能】
形状加工精度 | ±0.001mm |
真円加工精度 | 0.002mm |
最良面粗度 | 0.5μmRmax |
2,150円/1時間
機械電子技術部