トップ > 広報(広報誌・広報番組・発表資料) > 令和7年度の発表資料 > 『彫金の技法と日本独自の銅合金を山梨のジュエリーへ 彫金の技術 (象嵌と色金)』(講師 飯野一朗)を開講します
ページID:122541発表日:2025年9月5日
ここから本文です。
発表資料
山梨県は、県内のジュエリー職人等を対象に、日本を代表する彫金家 飯野一朗氏を講師に迎え、彫金の伝統技法である切り嵌め(きりはめ)象嵌(ぞうがん)と日本独自の銅合金の着色方法を習得する講座を開講します。
【背景と目的】
象嵌や色金の技法は刀剣装飾と共に発展し、西洋のジュエリーとは異なる独特の美を育んできました。銅に金や銀などの割金を合金し、煮色着色を施すことで、独特の色調を生む日本独自の金属の色彩「色金」。その、微妙な色調や陰影の表現方法と着色の過程で『大根おろし』に漬け込むユニークな技法は、海外からも高い評価を受けています。
山梨のジュエリー産業に、日本の伝統技術「象嵌」や「色金」を取り入れることで、職人の技術力向上と県産ジュエリーの付加価値向上を図ります。
【内容】
1 日程 令和7年9月9日(火)、9月10日(水)、9月16日(火)、9月17日(水)
※取材可能な日時については、関連資料を参照してください。
2 場所 山梨県立宝石美術専門学校(甲府市丸の内1丁目16-20 ココリ7・8階)
3 講師 飯野一朗
山梨県立宝石美術専門学校校長、東京藝術大学名誉教授、彫金家。東京藝術大学大学院美術研究科彫金専攻修了。1976~2017 年まで同大で彫金の指導に携わり、2018 年4 月より現職。日本ジュエリー展ジュエリー大賞、日本クラフト展クラフト賞ほか、受賞多数。「ジュエリーデザインアワード」審査委員長、「国際コイン・デザイン・コンペティション」審査委員などを務める。百貨店などで個展を開催し、作品は、The Metropolitan Museum of Artをはじめとして、国内外の美術館に所蔵されている。
※講座の詳細は関連資料及び関連リンクをご確認ください。
関連リンク