更新日:2024年2月6日

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山岳遭難発生状況

山岳遭難の傾向として、中高年層による遭難者が多くを占めています。

特に、60歳以上による滑落や転倒、体調不良といった態様が目立ちます。また、低山では、照明具を持たず日没になったり、地図を持たずルートを見失ったりして、道に迷う態様が多くなっています。

登山の前には、事前に万全の準備をした上で登山計画書を提出してください。また、準備運動や体調管理を万全にするとともに、決して無理をしないよう安全登山を心掛けてください。

最新の山岳遭難状況は「山岳遭難ファイル」に掲載されています。

令和5年秋山期間における山岳遭難発生状

令和5年秋山期間(9月から11月)中における山岳遭難発生状況は、発生50件、遭難者数56人(死亡4人、負傷25人、無事救助27人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、南アルプス山系が16件16人と最も多く、次いで大菩薩・道志山系が12件14人でした。態様別では、道迷いが14件と最も多く、次いで転倒が13件でした。

年齢別では、60歳以上が26人で46%、40歳以上が47人で84%を占めています。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和5年 50件 56人 4人 25人 27人 0人
令和4年 55件 65人 8人 21人 36人 0人
前年比 -5件 -9人 -4人 +4人 -9人 ±0人

令和5年夏山期間における山岳遭難発生状況

令和5年夏山期間(7月、8月)中における山岳遭難発生状況は、発生42件、遭難者数45人(死亡4人、負傷22人、無事救助19人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、南アルプス山系が19件19人と最も多く、次いで大菩薩・道志山系が7件7人でした。態様別では、転倒が15件と最も多く、滑落、転倒等の負傷を伴いやすい態様での遭難が22件と半数以上を占めています。

年齢別では60歳以上が20人で44%、40歳以上が34人で76%を占めています。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和5年 42件 45人 4人 22人 19人 0人
令和4年 43件 44人 5人 21人 17人 1人
前年比 -1件 +1人 -1人 +1人 +2人 -1人

令和5年春山期間における山岳遭難発生状況

令和5年春山期間(4月~6月)中における山岳遭難発生状況は、発生28件、遭難者数28人(死亡5人、負傷13人、無事救助9人、行方不明1人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、大菩薩・道志山系が11件11人と最も多く、態様別では、滑落が12件と最も多い状況でした。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和5年 28件 28人 5人 13人 9人 1人
令和4年 31件 38人 1人 15人 22人 0人
前年比 -3件 -10人 +4人 -2人 -13人 +1人

令和4年度冬山期間における山岳遭難発生状況

令和4年度冬山期間(令和4年12月~令和5年3月)中における山岳遭難発生状況は、発生26件、遭難者数28人(死亡5人、負傷16人、無事救助7人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、大菩薩・道志山系が9件9人最も多く、態様別では滑落が10件と最も多く、次いで転倒が7件でした。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和4年度 26件 28人 5人 16人 7人 0人
令和3年度 26件 30人 7人 9人 14人 0人
前年比 ±0件 -2人 -2人 +7人 -7人 ±0人

令和3年中の山岳遭難発生状況

令和3年中の山岳遭難は、発生116件、遭難者数134人(死亡12人、負傷51人、無事救助70人、行方不明1人)となり、前年と比較し、発生5件、遭難者2人の増加となりました。

(内訳は下記の表を参照してください。)

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和3年 116件 134人 12人 51人 70人 1人
令和2年 111件 132人 12人 46人 71人 3人
前年比 +5件 +2人 ±0人 +5人 -1人 -2人

 

山系別発生状況

山系別では、都心からアクセスのよい秩父山系が38件と最も多く発生し、次いで南アルプス山系が33件となりました。南アルプス山系では、2年ぶりに広河原までの林道が開通したこともあり、令和2年に比べ13件増加し、山岳別では北岳における遭難が12件と最も多くなりました。

態様別発生状況

態様別では令和2年に続き、道迷いが34件で最多となり、次いで滑落が27件となります。首都圏からアクセスのよい秩父山系、大菩薩・道志山系における道迷いが23件発生し、道迷い遭難の68%を占めています。

年齢別発生状況

40歳以上の遭難者は約75%、60歳以上の遭難者は約31%を占めるなど、中高年が多数を占める状態が続いています。

居住地別発生状況

県外居住者が108人(約81%)、関東居住者は95人(約71%)となっています。また、都道府県別で見ると、東京都が48人(約36%)、山梨県が26人(19%)、神奈川県が24人(約18%)の順となり、東京都と神奈川県で年間の遭難者数の約54%を占めています。

 山岳遭難ファイル(令和6年1月)

発生日

場所

態様

性別

年齢

負傷状況

概要

1日

月曜

南アルプス山系

(北岳)

不明

42歳

34歳

行方不明

バットレスでのクライミングのため、夜叉神峠から入山し、八本歯のコルにテントを張ると連絡したのを最後に行方不明。家族からの届け出により捜索するも発見に至らないもの。(地上救助隊、県警ヘリ及び県防災ヘリが捜索)

1日

月曜

秩父山系

(雲取山)

不明

51歳

行方不明

2泊3日の行程で雲取山へ登山後、三条の湯方面へ下山中に行方不明。会社関係者から届け出があり、捜索するも発見に至らないもの。(県警ヘリ及び地上救助隊が捜索)

7日

日曜

八ヶ岳

(赤岳)

疲労

18歳

なし

10日間の登山訓練のため入山中、疲労を家族に伝えた後、連絡が途絶えたため、家族から届け出。(地上救助隊が救助)

8日

月曜

御坂山系

(三湖台)

道迷い

46歳

82歳

なし

なし

登山中、道を間違え急斜面となり行動不能となったことから救助要請。(地上救助隊が救助)

23日

火曜

大菩薩・道志山系

(大室山)

道迷い

68歳

なし

下山中、道を間違えたことから救助要請。(地上救助隊が救助)

掲載されている発生状況は、山梨県で発生した全ての山岳遭難ではありません。

これまでに掲載したもの

令和5年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

令和4年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

令和3年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

令和2年

1月 2月 3月 4月なし 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成31年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成30年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成29年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成28年

8月 9月 10月 11月 12月              

 

お問い合わせ

山梨県警察本部地域課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)