更新日:2020年10月13日

ここから本文です。

山岳遭難発生状況

山岳遭難の傾向として、中高年層による遭難者が多くを占めています。

特に、60歳以上による滑落や転倒による怪我、体調不良といった形態が目立ちます。さらに、低山では、照明具や地図を持参せず日没やルートを見失い、道に迷う形態が多くなっています。

登山の前には、登山計画書を提出するとともに、準備運動や体調管理を万全にして、決して無理をしないよう安全登山を心掛けて下さい。

最新の山岳遭難状況は「山岳遭難ファイル」に掲載されています

令和2年度夏山期間における山岳遭難発生状況

令和2年度夏山期間(7月~8月)中における山岳遭難発生状況は、発生20件、遭難者数22人(死亡2人、負傷7人、無事救助12人、行方不明1人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、大菩薩・道志山系が9件10人と最も多く、態様別では、道迷いが最も多く6件でした。

 

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和2年度 20件 22人 2人 7人 12人 1人
令和元年度 48件 54人 15人 23人 16人 0人
前年比 -28件 -32人 -13人 -16人 -4人 +1人

令和2年度春山期間における山岳遭難発生状況

令和2年度春山期間(4月~6月)中における山岳遭難発生状況は、発生13件、遭難者数14人(死亡3人、負傷7人、無事救助4人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、八ヶ岳・秩父山系が5件5人と最も多く、態様別では、滑落が最も多く5件でした。

 

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和2年度 13件 14人 3人 7人 4人 0人
令和元年度 34件 38人 6人 20人 11人 1人
前年比 -21件 -24人 -3人 -13人 -7人 -1人

令和元年度冬山期間における山岳遭難発生状況

令和元年度冬山期間(令和元年12月~令和2年3月)中における山岳遭難発生状況は、発生21件、遭難者数21人(死亡1人、負傷13人、無事救助6人、行方不明1人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、大菩薩・道志山系が7件7人と最も多く、態様別では滑落が最も多く7件でした。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和元年度 21件 21人 1人 13人 6人 1人
平成30年度 28件 33人 6人 13人 14人 0人
前年比

-7件

-12人 -5人 ±0人 -8人 +1人

令和元年度秋山期間における山岳遭難発生状況

令和元年度秋山期間(令和元年9月~令和元年11月)中における山岳遭難発生状況は、発生54件、遭難者数59人(死亡4人、負傷26人、無事救助29人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、南アルプス山系が21件21人と最も多く、態様別では道迷いが最も多く19件でした。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和元年度 54件 59人 4人 26人 29人 0人
平成30年度 45件 51人 9人 18人 24人 0人
前年比 +9件 +8人 -5人 +8人 +5人 ±0人

 

令和元年中の山岳遭難発生状況

令和元年中の山岳遭難発生状況は、発生件数165件、遭難者数185人(死亡30人、負傷83人、無事救助71人、行方不明1人)と統計が残る昭和40年以降、発生件数・遭難者ともに最多となりました。

(内訳は下記の表を参照してください。)

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和元年 165件 185人 30人 83人 71人 1人
平成30年 145件 175人 25人 67人 79人 4人
前年比 +20件 +10人 +5人 +16人 -8人 -3人

 

年齢別発生状況

年齢別にみると、60歳代が39人と最も多く、次いで70歳代が38人、50歳代が34人となりました。遭難者に対する40歳以上の中高年者は144人と約8割を占め、また、65歳以上の高齢者は64人となりました。

居住地別発生状況

居住地別では、東京都に在住する方が56人と最多でした。また、県外からの登山者が161人と約9割を占め、関東の在住者が116人となりました。

 山岳遭難ファイル(令和2年9月)

 

発生日

場所

態様

性別

年齢

負傷状況

概要

4日

金曜

南アルプス山系

(鳳凰三山)

道迷い

55歳

なし

鳳凰三山を縦走後、中道ルートを下山中、道に迷い救助要請。(地上救助隊が救助)

10日

木曜

秩父山系

(鶏冠山けいかんざん

動物の襲撃

69歳

負傷

登山中、熊に襲われ顔や左足を負傷、自力下山していたが、他の登山者を通じて救助要請。(県防災ヘリ「あかふじ」が救助)

15日

火曜

南アルプス山系

(燕頭山)

滑落

52歳

負傷

下山中、バランスを崩して滑落し腰部等を負傷したことから救助要請。(県防災ヘリ「あかふじ」が救助)

17日

木曜

秩父山系

(雲取山)

滑落

70歳

負傷

登山中、足を滑らせ滑落し、肋骨等を負傷。自力で下山を続けるも、山小屋において第三者を通じて救助要請。(地上救助隊が救助)

21日

月曜

秩父山系

(乾徳山)

転倒

59歳

負傷

下山中、木の根につまづき転倒し右足を負傷したことから救助要請。(県防災ヘリ「あかふじ」が救助)

30日

水曜

富士山

発病

38歳

なし

キノコ採り中、体調不良となり、救助要請。(県防災ヘリ「あかふじ」が救助)

30日

水曜

大菩薩・道志山系

(高川山)

道迷い

53歳

なし

下山中、道に迷い救助要請。(地上救助隊が救助)

30日

水曜

秩父山系

(甲府市御岳町地内)

道迷い

75歳

77歳

なし

なし

キノコ採り中、女性が疲労により足に痛みを感じたことから、下山しようとするも道に迷い救助要請。(県防災ヘリ「あかふじ」が救助)

掲載されている発生状況は、山梨県で発生した全ての山岳遭難ではありません。

これまでに掲載したもの

令和2年

1月 2月 3月 4月なし 5月 6月 7月 8月        

平成31年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成30年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成29年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成28年

8月 9月 10月 11月 12月              

 

お問い合わせ

山梨県警察本部地域課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)