更新日:2019年9月25日

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平成31年度の発掘調査情報

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・馬場平遺跡調査日誌2頁目(令和元年9月25日)

・馬場平遺跡調査開始(令和元年9月17日

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馬場平遺跡の調査日誌<2頁目>(令和元年9月25日) 

 1区では、縄文時代の遺物包含層(土器や石器が含まれる土層)内から、遺物と遺構(土坑)が見つかってきています。特に石器を作る際に出る破片が多く出土しています。その中でも水晶の破片が圧倒的に多く、大小合わせて300点以上の破片が1つの地点から集中的に出土しました。

 旧地形の高い部分に水晶片の集中区があり、流れ込みではなく、当時の人が意図的にこの場所で廃棄したものと考えられます。柳沢峠を越えた山奥でも、縄文人が生活した痕跡があり、驚きますね。当時の人はここで石器を作り狩りをしていたのでしょうか?それとも石器を用いた交易をしていたのでしょうか?謎は深まるばかりです。これからの調査で徐々に遺跡の内容がわかっていくことでしょう。

 現在、ドローンやラジコンヘリを使った航空写真撮影に向けて、調査を進めています。どうやって写真を撮るかは次回をお楽しみに。

水晶の集中

写真1 水晶集中地点(柱上と竹串のところに水晶片があります)

 

 

土坑の検出

土坑の半裁

写真2 土坑の検出

写真3 土坑を半分にした状況

 発掘調査区域は斜面地および工事中により大変危険なため、関係者以外の立ち入りはできませんのでご了承下さい。

発掘調査の状況については、随時こちらのページでお知らせします。

 

馬場平遺跡の発掘調査が始まりました(令和元年9月17日)

 埋蔵文化財センターでは、一般国道411号御屋敷拡幅工事に先立ち、令和元年8月22日から、甲州市塩山上萩原において発掘調査を始めました。
 現在、発掘調査を行っている遺跡は「馬場平遺跡(ばばだいらいせき)」といいます。調査地点は以前より旧石器時代の遺跡があると見込まれていましたが、本年5月に実施した試掘調査では、縄文時代中期中葉の土器や水晶片が出土しています。

 遺跡は甲府盆地から柳沢峠を越え、やや下った標高1,250m前後に位置しています。盆地内と比べると(今のところは)涼しく、10℃前後の気温差があります。現地にきてみると、なぜこんなところに縄文人の人が住んでいたんだ!?と不思議に思うほど、山の奥地に位置していることが分かります。

 現在の調査状況ですが、縄文時代の遺物が出土する土を人力で掘り下げており、住居跡や土坑などの遺構があるかどうか探しているところです。土の中からは遺物が出土しており、特に水晶の破片が目立ちます。これからどんな遺構や遺物が発見されるか楽しみです。

 

水晶出土状況

発掘調査状況

水晶出土状況

発掘調査状況

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県教育委員会埋蔵文化財センター 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3016   ファクス番号:055(266)3882

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