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PEOPLE 26

令和7年度採用

学芸員

【現所属】

県立美術館
(R7年度現在)

作品の魅力を広く県民に発信し、文化の種をまく

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好きな美術を仕事にするため、学芸員の道へ

大学卒業後は電機メーカーで働いていました。休日にはよく美術館に通っていましたが、次第に好きな美術を仕事にしたいと考えるようになりました。そこで、学芸員を目指すために一念発起して会社を退職し、大学院に進学しました。その後都内の美術館で非常勤として勤務しながら正規職を探していた時に、山梨県で学芸員の募集が出ていることを知りました。山梨県立美術館は19世紀フランスの画家ジャン=フランソワ・ミレーの絵画を中心に国内でも独自のコレクションを形成していて、大変魅力的に感じたことから応募を決めました。

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作品の魅力を最大限引き出す、展覧会づくりの舞台裏

他の美術館や個人の所蔵者から作品をお借りして開催する特別展と、当館の作品のみを展示するコレクション展の企画を担当しています。作品の新たな側面や魅力を提示できるようなコンセプトを考えるのは骨が折れますが、同時にワクワクする作業でもあります。目に見える華やかな仕事から目に見えない地味な事務作業まで、一からコツコツ準備を重ねていった展覧会が無事開幕を迎え、お客様が作品を鑑賞されている姿を見た時にはとても大きな充実感を味わえます。この瞬間の喜びが学芸員の醍醐味と言っても過言ではないと思います。

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地域に根ざし、文化を未来へつなぐ

学芸員の勤め先は、国の美術館、地方公共団体の美術館、公益財団法人や企業の美術館など様々あります。美術作品の収集・保存・展示と教育普及に携わる点では同じですが、館の運営母体に応じて仕事の性質にも若干の違いが出てきます。県職員として県立美術館で働く学芸員は、国や企業の美術館に比べて、地域と密接に関わることができる点に大きな魅力があります。地域の経済や社会、観光とのつながりを意識した広い視点から仕事に取り組むことで、美術について研究する楽しみだけでなく、地域に貢献する達成感も得ることができます。

MESSAGE

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作家の思考や時代の記憶がたくさん詰まった美術作品の価値を今の世代の人々と共有し、また大切に保存することで未来の人々に向けて残していく、責任とやりがいのある仕事です。2028年に開館50周年を迎える美術館で、次の50年に向けて理想の美術館像を一緒に作っていけることを楽しみにしています。

職員インタビュー