ページID:101123更新日:2023年11月10日
ここから本文です。
山梨県では、人と動物が調和し共生する社会を実現させるため、動物愛護の精神を醸成する取り組みを実施しています。
しかし、未だ、年間400頭近い犬猫が収容され、その大半が飼い主が分からない離乳前の子猫となっています。
このような子猫の命を新たな飼い主に繋げ、致死処分を限りなく減らすためには、無秩序な繁殖を防止するための不妊・去勢手術や、収容された子猫の譲渡をさらに推進していく必要があります。
このため、猫の不妊・去勢手術に助成を行う市町村への補助事業により猫の無秩序な繁殖を抑えるとともに、離乳前の子猫の健康や体力を確保して譲渡できるよう、一時飼養のお手伝いをしていただくミルクボランティアの活動を支援し、命を繋げる譲渡を推進する事業を実施します。
人と動物の共生する社会を実現するために、次のような取り組みを行います。
(1)猫の不妊・去勢手術費補助金の大幅な拡充
山梨県では、令和2年11月から、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費を助成する市町村への補助事業を行ってきました。令和4年度から、飼い主の有無に関わらず、全ての猫を補助対象とするとともに、補助額の上限を引き上げるなど大幅に拡充し、致死処分の減少をめざしています。
(2)ミルクボランティア活動への支援
山梨県では、令和2年6月から、収容された猫の譲渡を促進するため、離乳前の子猫を飼育するミルクボランティアの募集、支援事業を行ってきました。
離乳前の子猫は、体力が乏しく病気になりやすいことから、譲渡できる幼齢まで子猫を飼育するミルクボランティアの活動を支援し、収容された猫の譲渡を促進します。
(3)譲渡ボランティア活動への支援
山梨県では、搬入後、譲渡された犬猫のうちの8割がボランティアの活動による譲渡です。餌・ペットシート支給によるボランティア活動支援により、活動の活性化をはかり、致死処分の減少につなげます。
(4)地域猫活動への支援
山梨県では、令和5年9月から、地域猫活動の導入経費を助成する市町村への補助事業を創設し、活動を実施する自治会住民等の負担軽減により、地域猫活動の浸透、センターへの収容数の減少、致死処分数の削減を目指します。
(5)動物愛護意識醸成への取り組み
動物愛護週間に合わせて、図画コンクールや動物愛護団体の活動紹介パネル展、小学生とその保護者を対象とした親子動物愛護教室や獣医師の仕事体験、動物愛護指導センターのバックヤードツアーを行います。
いただいた寄付金は、次の事業の財源として活用させていただきます。
主な事業
・猫不妊・去勢手術費助成制度にかかる費用
その他の事業
・子猫の育成に必要なミルク、フード、ペットシート、猫砂、哺乳瓶等の購入費用
・犬猫の譲渡ボランティアへの餌・ペットシート等の購入費用
・地域猫活動に取り組む自治会等への支援費用(トイレ砂等の飼養管理費等)
次の寄附申込書のご提出をお願いします。
寄附申込書受領後、寄附の受け入れ準備が整い次第、納付書又は口座振込依頼書をお送りいたしますので、ご入金をお願いします。
寄附申込書 |
|
提出先 |
【郵送】 所在地:〒400-8501 山梨県甲府市丸の内1-6-1 宛 名:山梨県福祉保健部衛生薬務課 乳肉衛生・動物愛護担当 電 話:055-223-1489 【電子メール】 eisei-ykm@pref.yamanashi.lg.jp |
県外企業からのご寄附は企業版ふるさと納税の対象となります。
併せて以下の担当課のページもご参照ください。
人と動物の共生社会推進事業への多くのご寄附ありがとうございます。
個別の申し出により、10万円以上のご寄附をいただいた企業・団体をこちらのページに掲載しております。
山梨県のふるさと納税の特徴については、以下の担当課のページをご参照ください。