更新日:2023年4月4日
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山梨県では、人と動物が調和し共生する社会を実現させるため、動物愛護の精神を醸成する取り組みを実施しています。
しかし、未だ、年間400頭近い犬猫が収容され、その大半が飼い主が分からない離乳前の子猫となっています。
このような子猫の命を新たな飼い主に繋げ、致死処分を限りなく減らすためには、無秩序な繁殖を防止するための不妊・去勢手術や、収容された子猫の譲渡をさらに推進していく必要があります。
このため、猫の不妊・去勢手術に助成を行う市町村への補助事業により猫の無秩序な繁殖を抑えるとともに、離乳前の子猫の健康や体力を確保して譲渡できるよう、一時飼養のお手伝いをしていただくミルクボランティアの活動を支援し、命を繋げる譲渡を推進する事業を実施します。
人と動物の共生する社会を実現するために、次のような取り組みを行います。
(1)猫の不妊・去勢手術費補助金を大幅に拡充し、全ての市町村と連携して致死処分の劇的な減少をめざします。
山梨県では、令和2年11月から、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費を助成する市町村への補助事業を行ってきました。令和4年度は、飼い主の有無に関わらず、全ての猫を補助対象とするとともに、補助額の上限を引き上げるなど大幅に拡充し、致死処分の減少をめざします。
(2)離乳前の子猫を飼育するミルクボランティア活動を支援し子猫の譲渡を促進します。
山梨県では、令和2年6月から、収容された猫の譲渡を促進するため、離乳前の子猫を飼育するミルクボランティアの募集、支援事業を行ってきました。
離乳前の子猫は、体力が乏しく病気になりやすいことから、譲渡できる幼齢まで子猫を飼育するミルクボランティアの活動を支援し、収容された猫の譲渡を促進します。
(3)終生飼養や所有者明示等の普及啓発を行い、動物愛護意識の醸成に取り組みます。
動物愛護週間に合わせて、図画コンクールや動物愛護団体の活動紹介パネル展、小学生とその保護者を対象とした親子動物愛護教室や獣医師の仕事体験、動物愛護指導センターのバックヤードツアーを行います。
いただいた寄付金は、上記事業の財源として活用させていただきます。
R4年度、寄附に御協力いただきありがとうございました。
R5年度につきましては、只今準備中です。
人と動物の共生社会推進事業への多くのご寄附ありがとうございます。
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