トップ > 組織から探す > 感染症対策企画グループ > 肝疾患コーディネーター養成事業について
更新日:2023年1月12日
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肝炎は、我が国で最大級の感染症であり、肝硬変・肝がんへと高確率で重症化する疾患であることから、早期発見・早期治療が重要となっている。現在、保健所の特定感染症検査等事業や市町村の住民検診において肝炎ウイルス検診を実施しているが、未だに多くの住民が肝炎ウイルス検査を受けておらず、また肝炎ウイルス検診で陽性と判明しても医療機関を受診しない者が多く存在することが明らかになっている。
特に本県では、C型肝炎ウイルスの感染率が高く、関連のある肝がん75歳未満年齢調整死亡率は、平成24年まで東日本で最も高く、近年改善されてきたが全国平均を上回る状況にあり、慢性肝炎患者等の要診療者を適切な治療に繋げることが重要な課題となっている。
このため、肝炎ウイルス検査で要治療となった者を適切に肝炎医療へ繋げられるよう、肝疾患診療連携拠点病院である山梨大学医学部附属病院が中心となり、肝炎ウイルス検査後のフォローアップや受診勧奨等の支援を地域や職域において中心的に担う人材の育成を実施してきた。
県では、当該養成講習会を修了した604名(令和4年12月現在)を山梨県肝疾患コーディネーターとして認定し、多方面での活躍を推進している。
県、市町村、医療機関、健診機関等の医師・看護師・保健師・薬剤師・栄養士・臨床検査技師・臨床工学技士及び民間企業で健康管理に携わる社会保険労務士、衛生管理者等の他、山梨大学医学部付属病院肝疾患センターが認めた者
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