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ページID:4510更新日:2017年6月13日

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埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0008大木戸遺跡

甲州市の遺跡

  • 0001古婦毛遺跡-埋甕-
  • 0008大木戸遺跡-水晶製石鏃-
  • 0024大木戸遺跡-前期土偶-
  • 0053大木戸遺跡-緑釉陶器-
  • 0143大木戸遺跡-約6,000年前のイエの跡-
  • 0252大木戸遺跡-中期土偶-
  • 0011一ノ坪遺跡-埋甕-
  • 0032勝沼堰堤-砂防堰堤-
  • 0058勝沼堰堤2-水抜き穴-
  • 0078勝沼堰堤3-銘板-
  • 0074勝沼堰堤-砂防学習公園勝沼堰堤見学会報告-
  • 0033日川水制と上流堰堤群-直轄砂防工事-
  • 0064西畑B遺跡-内耳土器-
  • 0071北田中遺跡-古墳時代甕-
  • 0178影井遺跡-羽釜-
  • 0224安道寺遺跡-動物モチーフ付き土器-
  • 0260安道寺遺跡-土偶
  • 0404安道寺遺跡-不思議な形の土器-
  • 0322県指定史跡-武田勝頼の墓-経石-

大木戸遺跡〔おおきどいせき〕

大木戸遺跡は、塩山東バイパス建設のため、平成10~11(1998~1999)年度・平成14(2003)年度に発掘調査が行われました。遺跡では、縄文時代前期・中期・平安時代の集落跡が確認されました。とくに縄文時代前期には、台地上に集落跡が展開し、台地下の谷部分には多数の遺物が廃棄されており、当時の人々の土地利用の様子を知ることができます。

 

所在地:甲州市塩山熊野(旧塩山市)

時代:縄文時代前期・中期・平安時代

報告書:山梨県埋蔵文化財センター調査報告書_第205集2003(平成17年)年刊

山梨県教育委員会_山梨県埋蔵文化財センター

大木戸遺跡の遠景写真

写真大木戸遺跡の遠景(南から)

遺跡の調査風景

写真遺跡の調査状況

出土した遺物

遺跡からは造形美豊かな土器や、さまざまな石材を用いた石器が多数出土しています。とくに水晶製の石器は、この地域の縄文時代の遺跡から数多く見つかっています。水晶はとても硬い石材で、加工するには手間も時間もかかりますが、この地域の人々はそれを石器に加工する高い技術を持っていたことを知ることができます。

 

近年、山梨学院大学の十菱研究室の継続的な調査・研究によって、水晶製の石器についての解明が進められています。

水晶製の石鏃

写真水晶製の石鏃

 

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山梨県観光文化・スポーツ部埋蔵文化財センター 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3016   ファクス番号:055(266)3882

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