12月 忠臣蔵

物語の場面を題材にとった模様で、『忠臣蔵』の「赤垣源蔵徳利の別れ」として知られる一場面です。四十七士のひとりである源蔵は、主君の仇討ちに発つ前に、別れの挨拶をするため兄の家を訪れますが、兄は不在で、ふだんの素行の悪さから家人にも相手にされず、仕方なしに兄の羽織に向かって今生の別れを告げた、というシーンを絵柄にしたものです。物語ではその後、源蔵が討ち入りを果たしたことを聞いた兄が、それならばなぜもてなしてやらなかったか、と悔やみ悲しんだとされています。


西暦 1913 年[ 大正 2 年] 南都留郡










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