ページID:29293更新日:2015年2月12日
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2月27日に山梨県、山梨県森林整備加速化・林業再生協議会が主催して「やまなしの森林と環境を考える」県民フォーラムが県立大学で開催されました。
東京大学名誉教授の養老孟司氏が「日本の森林・林業の再生を山梨から考える」と題して基調講演行い、講演の中で養老氏は
「日本の森林の問題はエネルギー問題と密接な関わりがある。日本の森が維持されてきたのは石油のおかげである。しかし、石油の時代の終わりが見えてきた中で森の大切さを知らない(知らされていない)私たちの子供達は森を裸にしてしまうおそれがある。森は200年スパンで考える必要がある。」
などと話されました。
このほか、森林整備活動の事例発表として、(有)藤原造林及び(財)オイスカの活動事例報告がありました。フォーラムには横内知事や民主党の輿石東幹事長代行らも出席し、横内知事は「森林はco2の吸収源として重要であることから、森林整備税を導入し森林整備を推進することを考えている。山梨県は2050年に県内のco2排出量ゼロを目指す。」などと話されました。