ページID:29107更新日:2015年2月12日
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1月29日、上野原市棡原用竹地内の中間土場において、原木直売方式による販売方法の説明会が開催されました。
これは、甲斐東部材産地形成事業協同組合による原木市場の市売りと併せ、山元に近い箇所に中間土場を設け、現地で検知・仕分けを行い、契約製材工場等へ直送する方式で、直送する木材の規格を統一するために材質・造材方法についての説明が行われたものです。
甲斐東部材では、この中間土場による原木直売方式を「分散型グリッドシステム」と呼び、上野原市内と都留市内の2箇所に中間土場を設け、そこから、A材は県外の製材工場へ、B材・C材は県内の製材所へ直送による販売を検討しています。
この方式によるメリットとしては、地域の素材生産事業者の方達にとって市場への持ち込む手間と運賃コストの軽減が図られ、販売先にとって市場で購入するよりも検知料・手数料が安価となることです。
今後、山梨県東部地域では、さらに原木の集積機能を強化していく予定であり、普及指導部も、事業体が進める原木直売方式への活動支援や総合的な体制づくりに向けて協力していきます。