木材乾燥研修会が開催されました。

研修会の意見交換会の状況

平成21年12月3日、木の国サイト情報館において、県産材の乾燥の品質向上への取組を目的とする木材乾燥技術研修会が開催されました。

今回の研修会は、県と県木材協会の共催で、県内外の木材乾燥施設の状況や木材乾燥の方針について理解を深めてもらい、参加者から木材乾燥に関して意見、要望を伺うことを目的として開催されたものです。

昨今、建築基準法の改正等が行われ、住宅の木材利用について使用される木材の品質等が重要視され、より品質の確かな乾燥材の需要が高まってきています。

研修では、講師である国の（独）森林総合研究所木材乾燥研究室長の齋藤周逸氏から全国の木材乾燥材生産の状況について、また、県の担当から県内の木材乾燥施設の状況等について話があり、参加者は、講師の話に真剣に耳を傾けていました。

本県の乾燥材の生産率は、全国的に見ても低く、乾燥材のニーズに対して十分に対応が出来ていない状況です。

普及指導部は、乾燥技術の向上・普及、既存施設の活用支援、乾燥材の需要と供給のマッチング等の総合的な体制づくりに向け研修の実施等により協力していきます。

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