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更新日:2017年5月19日

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遺跡トピックスNo.0053大木戸遺跡[おおきどいせき]

甲州市の遺跡

  • 0001古婦毛遺跡-埋甕-
  • 0008大木戸遺跡-水晶製石鏃-
  • 0024大木戸遺跡-前期土偶-
  • 0053大木戸遺跡-緑釉陶器-
  • 0143大木戸遺跡-約6,000年前のイエの跡-
  • 0252大木戸遺跡-中期土偶-
  • 0011一ノ坪遺跡-埋甕-
  • 0032勝沼堰堤-砂防堰堤-
  • 0058勝沼堰堤2-水抜き穴-
  • 0078勝沼堰堤3-銘板-
  • 0074勝沼堰堤-砂防学習公園勝沼堰堤見学会報告-
  • 0033日川水制と上流堰堤群-直轄砂防工事-
  • 0064西畑B遺跡-内耳土器-
  • 0071北田中遺跡-古墳時代甕-
  • 0178影井遺跡-羽釜-
  • 0224安道寺遺跡-動物モチーフ付き土器-
  • 0260安道寺遺跡-土偶
  • 0404安道寺遺跡-不思議な形の土器-
  • 0322県指定史跡-武田勝頼の墓-経石-

大木戸遺跡は、塩山東バイパス建設のため、平成10~11(1998~1999)年度・平成14(2003)年度に発掘調査が行われました。遺跡では、縄文時代前期・中期・平安時代の集落跡が確認されました。

とくに平安時代の集落は、北から南へゆるやかに傾斜する台地の上に、住居跡21軒、溝9条が発見されました。古いものは9世紀(今から1,100年前)、新しいものは11世紀(今から900年前)に建てられた住居跡で、集落が200年以上脈々と営まれていたことを知ることができます。

 

所在地:甲州市塩山熊野(旧塩山市)

時代:縄文時代前期・中期、平安時代

報告書:山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第205集2003(平成17)年刊

山梨県教育委員会山梨県埋蔵文化財センター

平安時代の集落を調査中

〈写真〉平安時代の集落跡を調査中

出土した遺物

大木戸遺跡出土の緑釉陶器

緑釉陶器が出土した状況

〈写真上〉大木戸遺跡出土の緑釉陶器〈写真下〉緑釉陶器が出土した状況

 

大木戸遺跡では、破片も含め約30点の緑釉陶器が出土しました。このうち1点は皿で完全な形で出土しましたが、それ以外は細かな破片での出土であったため、全体の形を知ることは困難でした。完全な形で出土した皿は、出土状況などから祭祀などに使ったものと考えられます。またそれ以外の緑釉陶器は破損したため、溝に廃棄されたようです。

 

このように遺跡の中でも緑釉陶器の出土数は数少なく、当時はとても貴重なものでした。大木戸遺跡では、緑釉陶器が比較的数多く出土していることから、平安時代にはこの地域の中心的な集落でした。

 

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