ページID:116761更新日:2025年1月7日
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現在、がんになる方の4人に1人が働く世代であるといわれています。
医療技術の進歩により、近年では働きながら通院治療を受ける患者さんが増えている中で、患者さんが治療と仕事をどのように両立していくかが大きな課題となっています。
このページではがん治療と仕事の両立に参考となる情報を掲載しています。
がんと診断された直後は、誰もが強い衝撃で混乱します。先行きの見えない不安から、この時期に仕事をやめてしまう「びっくり離職」をしてしまう前に、まずは相談窓口へご相談ください。
山梨県が設置するがん患者サポートセンターやがん診療連携拠点病院等が設置するがん相談支援センターでは、治療に関することや仕事への影響に関することなどの相談が受けられます。
詳細は次のリンク先のページをご覧ください。
山梨産業保健総合支援センターでは、疾病を抱える労働者に対して治療と仕事の両立への取組支援を行っています。
相談・支援は、がん等の反復・継続して治療が必要となる病気の診断を受け、仕事の継続に不安のある患者(労働者)、ご家族、あるいは労働者の「治療と仕事の両立支援」に取り組もうとする事業者や人事労務担当者等どなたでもご利用いただけます。
相談・支援は無料です。
施設名 | 所在地 | 電話番号 | 受付時間 |
山梨産業保健総合支援センター (さんぽセンター) |
甲府市徳行5-13-5 山梨県医師会館2階 |
055-220-7020(代表) | 平日8:30~17:15 ※要予約 |
上記の窓口のほか、各所の相談窓口を案内するリーフレットです。下記のリンクからご覧ください。
リーフレット「働くあなたが「がん」と診断されたら、そのときどうしますか」(PDF:2,195KB)
がんを経験する労働者が増える可能性が高まる中、就労可能ながん患者やがん経験者が働き続け、又は復帰することができる環境の整備が求められています。
従業員ががんになった際の対応が企業経営を行う上でも重要な課題となっており、貴重な人材を最大限に活かすために従業員に対する就労支援に取り組む必要があります。
そこで県と山梨産業保健総合支援センターでは、企業ががん治療と仕事の両立支援に向けた環境整備に役立てていただくよう、「事業者のためのがん治療と仕事の両立支援ハンドブック」を作成しましたので、是非ご活用ください。
厚生労働省が作成した『事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン』には、事業場における治療と仕事の両立支援に当たっての留意事項や準備事項、支援の進め方が記載されています。
以下のリンク先からダウンロードできますので、併せてこちらもご覧ください。
働く世代のがん患者が治療と仕事を両立できる環境整備を促進するため、県内企業・事業所に対し、がんに関する情報やがん患者が働きやすい仕組みの導入についての出張講座を提供します。
送付先:〒400-8501 山梨県庁健康増進課 がん対策推進担当 FAX 055-223-1499
厚生労働省は、がん等の病気に罹患した人の治療と仕事の両立支援に関するポータルサイト「治療と仕事の両立支援ナビ」において、患者及び事業者向けの情報提供をしています。併せてこちらもご覧ください。