トップ > 医療・健康・福祉 > 健康・保健 > がん情報 > 山梨のがん情報 > 納得して治療を受けるために

ページID:116720更新日:2025年1月7日

ここから本文です。

納得して治療を受けるために

医療が進歩し、診断・治療の方法も一つではなく選択肢が多数ある中で、患者さんご本人が納得して治療を受けられることが重要です。このページでは参考となる情報を掲載しています。

インフォームドコンセント

インフォームドコンセントとは、医療行為を受ける前に、医師および看護師から医療行為について、わかりやすく十分な説明を受け、それに対して患者さんは疑問があれば解消し、内容について十分納得した上で、その医療行為に同意することを意味し、すべての医療行為について必要な手続きです。もともとは米国で生まれた言葉で、「十分な説明と同意」と訳される場合もあります。

患者さんは疑問点や不安な点は遠慮せず主治医に聞いてみましょう。

 

セカンドオピニオン

主治医と十分に話し合っていたとしても、病気や治療への理解を深め、より納得して治療を受けるために、「別の医師の話を聞いてみたい」と思うことがあるかもしれません。

患者さんが診断や治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別の医師に求める助言(第2の意見)およびそれを求めることをセカンドオピニオンといいます。

セカンドオピニオンは、現在の担当医のもとで治療を受けることを前提に利用するものです。セカンドオピニオンを行う医師は診察・検査・治療は行わず、検査データや画像データなどの診療情報をみて、第三者として診断や治療についての意見を述べたり、情報を伝えたりします。『セカンドオピニオンを受けること=転院して別の医師のもとで診察・検査・治療を受けること』ではないので、注意が必要です。

また、セカンドオピニオンの受診は、公的医療保険制度が適用されない自由診療扱いで全額自己負担になります。遠方の場合は、交通費の負担も考えておかなければなりません。加えて、受診には手間と時間がかかります。さらに、病気の種類や進行の状況によっては、治療の選択を迷っている間に病状が進行する場合があることなども考慮しましょう。

山梨県内でセカンドオピニオンを行っている医療機関については、厚労省が運営する医療情報ネット(ナビイ)から検索することができます。

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部健康増進課 担当:がん対策推進担当
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1497   ファクス番号:055(223)1499

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop