ページID:116617更新日:2025年1月7日
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厚生労働省は、全国どこでも「質の高いがん医療」を提供することを目指して、都道府県が推薦する一定の基準を満たした医療機関を、がん診療の拠点病院として指定しています。
拠点病院には、各都道府県で中心的役割を果たす「都道府県がん診療連携拠点病院」と、都道府県が定める地域ごとに中心的な役割を果たす「地域がん診療連携拠点病院」、がん診療連携拠点病院と連携する「地域がん診療病院」があります。
県内の指定状況は、次のとおりです。
(令和5年4月1日現在)
区分 | 病院名 | 所在地 |
都道府県がん診療連携拠点病院 | 山梨県立中央病院 (病院情報:がん情報サービス) |
〒400-8506 山梨県甲府市富士見1丁目1番1号 |
地域がん診療連携拠点病院 | 山梨大学医学部附属病院 (病院情報:がん情報サービス) |
〒409-3898 山梨県中央市下河東1110 |
地域がん診療病院 | 山梨厚生病院 (病院情報:がん情報サービス) |
〒405-0033 山梨県山梨市落合860 |
富士吉田市立病院 (病院情報:がん情報サービス) |
〒403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東7丁目11番1号 |
ゲノムとは、遺伝子をはじめとした遺伝情報の全体を意味し、体をつくるための、いわば設計図のようなもので、一人一人違っています。
「がんゲノム医療」では、主にがんの組織を使って多数の遺伝子を同時に調べる「がん遺伝子パネル検査(がんゲノムプロファイリング検査)」によって、一人一人の遺伝子の変化や生まれ持った遺伝子の違い(遺伝子変異)を解析し、がんの性質を明らかにすることや、体質や病状に合わせた治療などが行われています。
厚生労働省は、全国どこでもがんゲノム医療が受けられる体制作りを進めており、がんゲノム医療中核拠点病院やがんゲノム医療拠点病院、がんゲノム医療連携病院を指定しています。
県内の指定状況は、次のとおりです。
(令和6年10月1日現在)
区分 | 病院名 | 所在地 |
がんゲノム医療拠点病院 | 山梨県立中央病院 | 〒400-8506 山梨県甲府市富士見1丁目1番1号 |
エキスパートパネル実施可能 がんゲノム医療連携病院 (連携先:東京大学医学部附属病院) |
山梨大学医学部附属病院 | 〒409-3898 山梨県中央市下河東1110 |
小児のがんは、成人のがんと同じ病名であっても、治療内容が異なる場合があります。小児がんの子どもや家族等が安心して医療を受けられるよう、厚生労働省は質の高い医療と支援を提供する「小児がん拠点病院」を指定しています。
また、小児がん拠点病院により指定され、拠点病院と連携し小児がんの診療を行う「小児がん連携病院」があります。
県内の指定状況は、次のとおりです。
(令和5年9月1日現在)
区分 | 病院名 | 所在地 |
小児がん連携病院(類型1-B) (連携先:国立成育医療研究センター) |
山梨大学医学部附属病院 | 〒409-3898 山梨県中央市下河東1110 |
県内における機能別の医療機関の一覧を、地域保健医療計画で公表しています。
国立がん研究センターのがん情報サービスでは、がんの診療を行っている全国の医療機関を検索することができます。
厚生労働省では、診療日や診療科目といった一般的な情報に加え、対応可能な疾患・治療内容、提供しているサービスなどさまざまな情報から、全国の医療機関を検索することのできるシステムを提供しています。
口腔の衛生状態や健康度が、がん治療の経過や予後に大きく関わることが種々の研究から明らかになっています。がんの手術前や手術後にプロフェッショナルな口腔ケアを実施することで、治療に伴う口腔トラブルの予防や軽減が図られ、がん治療の効果も大きくなり、QOLの向上が期待できます。
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