ページID:8271更新日:2019年5月29日
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近年、全国で野生動物による農作物や森林への被害が深刻化しており、本県でもニホンジカやイノシシなどによる被害が顕著になってきています。
最近では、ニホンジカの急増により被害の拡大が進み、貴重な高山植物の消失や水源涵養林の裸地化など、生態系や人々の生活に及ぼす影響も危惧されています。
一方、本県を訪れる観光客の「地域資源の活用」や「食へのこだわり」などのニーズに対応していくため、地域独自の特産品等を開発し、観光客などに提供していくことが求められています。
このようななか、貴重な資源でもあるシカ肉を「地域資源として有効に活用していこう」という動きが県内各地で出てきており、これを受けて、安全性を担保するための「シカ肉の衛生及び品質の確保に関するガイドライン」を制定しました。