ページID:121894更新日:2025年7月16日
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障害者専用駐車場の記事が新聞に載ってから3年近くになりますが、その後、罰則条例の検討はどの程度進んでいるのでしょうか?
いただいた「思いやりパーキング」の件につきまして、障害福祉課からお答えします。
本県では、思いやりパーキング制度の適正利用の促進に向け、令和5年度に実態調査を実施しました。
調査では、不適正利用者の約8割が、利用証の交付を受けていないものの利用要件を満たす者であったこと、また、総調査時間のうち、不適正利用が原因で適正利用者が駐車区画を利用できない時間は1割未満であったことが明らかになりました。
このため、まずは県民の認知度や利用証交付率の向上に向けた取り組みが必要と考え、関係機関へのチラシの配布や市町村広報誌への掲載依頼、インターネットによる申請受付の開始、駐車区画の表示をわかりやすくするための路面表示の施工を実施したところです。
こうした取り組みの効果を見極めた上で、罰則導入など不適正利用に対する更なる対策の必要性についても適宜検討して参ります。
思いやりパーキングの制度については、障害福祉課へお問い合わせください。