平成23年度公共用水域及び地下水の水質測定結果

経緯

県内の公共用水域及び地下水の水質汚濁状況の監視は、山梨県環境保全審議会の了承を得た測定計画により実施している。

砒素を除く25項目については、すべての地点で環境基準を達成した。
砒素については、塩川ダム貯水池（北杜市須玉町）及び平等川流末（甲府市落合町）で地質由来により環境基準を超過した。（年間平均値：塩川ダム貯水池0.012mg／リットル、平等川流末0.011mg／リットル。環境基準は0.01mg／リットル）

河川:河川の評価の指標となるBOD(生物化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は22点中22地点であった。
湖沼:湖沼の評価の指標となるCOD(化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は、5地点中4地点であり、本栖湖で環境基準を超過した。（年間75%値1.2mg／リットル。環境基準は1.0mg／リットル）

測定した項目は全て不検出であった。

環境基準項目は、すべての地点で環境基準を達成した。

要監視項目では、市川三郷町高田、甲府市宮前町、甲府市桜井町、甲府市国母の4地点

においてマンガンが指針値を超過した。

全36地点のうち18地点で環境基準を達成したが、18地点で引き続き環境基準を超過した。このため、引き続き継続監視調査を実施し、継続的な監視を行う。

平成23年度水質常時監視結果概要（PDF：1,136KB）平成23年度の公共用水域と地下水の水質調査の概要
平成23年度水質常時監視結果資料（PDF：357KB）平成23年度の公共用水域と地下水の水質調査の概要

平成23年度の公共用水域と地下水の水質調査の概要