トップ > まちづくり・環境 > 環境保全 > 水質・土壌・地盤 > 水質監視及び保全対策 > 公共用水域及び地下水の水質測定結果(常時監視) > 令和6年度公共用水域及び地下水の水質測定結果
ページID:122069更新日:2025年7月31日
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県内の公共用水域及び地下水の水質汚濁状況の監視は、山梨県環境保全審議会の了承を得た測定計画により実施している。
河川の評価の指標となるBOD(生物化学的酸素要求量)は、河川22地点中22地点で環境基準を達成した。
湖沼の評価の指標となるCOD(化学的酸素要求量)は、湖沼5地点中4地点で環境基準を達成しており、精進湖湖心で環境基準を達成しなかった。
砒素が、塩川ダム貯水池で環境基準を達成しなかった。上流域の地質から砒素が溶出することが判明している。
環境基準項目は、1地点(笛吹市一宮町南野呂)で硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が環境基準を達成しなかった。
要監視項目は、4地点(中央市下河東、甲府市美咲、甲府市徳行、甲府市高畑)で全マンガンが指針値を超過した。
測定した項目は全ての地点で環境基準を達成した。
調査した39地点のうち、25地点で環境基準に適合したが、14地点で環境基準等を達成しなかった。濃度の経年変化を確認するため、今後も継続的な監視を行っていく。
令和5年度及び令和6年度の概況調査(ローリング調査)で環境基準値等を超過した3地点(笛吹市一宮町南野呂、甲斐市龍地、韮崎市円野町下円井)において、汚染井戸周辺の工場、事業場、土地利用状況、周辺井戸の水質を県が調査した。
調査の結果、いずれも汚染源となる事業場は確認されなかった。
笛吹市一宮町南野呂の井戸については、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の年平均値が環境基準を達成できなかったことから、今後も継続監視を行っていく。