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更新日:2018年6月8日

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遺跡トピックスNo.0441久保田・道々芽木遺跡-軟らかい土器-(甲府市)

甲府市の遺跡

(甲府城関連・曽根丘陵公園を除く)

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  • 0042円楽寺-六角堂-
  • 0044円楽寺-六角堂石塔群
  • 0197円楽寺-行者堂と富士山-
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  • 0361富士見一丁目遺跡-プラ箱でつくったお米の量と県内の最も小さな区画された水田-
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  • 0087知ろう山梨の歴史!山梨の遺跡展2007特集-
  • 0140榎田遺跡-壷型土器-
  • 0205榎田遺跡-スプーン状土製品-
  • 0255榎田遺跡-装飾器台-
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  • 0162八幡神社遺跡-発掘調査速報第2弾-
  • 0191八幡神社遺跡-整理調査速報-
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  • 0185米倉山B遺跡-山梨最古の須恵器-
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  • 0268塩部遺跡-日本最古級のウマ-
  • 0381塩部遺跡-山梨県内の戦争遺跡-
  • 0383県指定史跡加牟那塚古墳-古墳のデータと石室-
  • 0402大坪遺跡-調査速報-
  • 0411久保田・道々芽木遺跡
  • 0428立石遺跡
  • 0435上の平遺跡-縄文時代前期終わり頃の住居と土器-
  • 0437万寿森古墳-2016年2月指定の県史跡(前編)-
  • 0438万寿森古墳-2016年2月指定の県史跡(後編)-
  • 0441久保田・道々芽木遺跡-やわらかい土器-
 

久保田・道々芽木遺跡の概要

久保田・道々芽木遺跡は新環状・西関東道路建設に伴い2000年4月から10月まで発掘調査が行われました。調査地点は甲府市横根町内で、国道140号線(青梅街道)と新環状・西関東道路の交わる十郎橋西交差点の北側に位置します。本遺跡は調査前から久保田遺跡および道々芽木遺跡として知られていましたが、遺跡内容や地形の連続性などから一体の遺跡と考え報告書では「久保田・道々芽木遺跡」と統合しています。

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久保田・道々芽木遺跡の調査風景

所在地:甲府市横根町

時代:縄文~中世

報告書:『久保田・道々芽木遺跡-新環状・西関東道路建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書-』山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第197集2002年3月

調査機関:山梨県教育委員会・山梨県埋蔵文化財センター

軟らかい土器が出土

調査の結果、本遺跡からは縄文から中世の遺構、遺物が確認されました。特出すべき遺物としては金属製の海老錠(遺跡トピックスNo.0411)がありますが、今回は次の写真の土器を紹介します。

これらの土器は遺跡で出土したとき「ぬれセンベイ」のように軟らかかったのです。

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土器1(トップページの土器を別角度から撮影)

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土器2

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土器1の出土状況(矢印の土器)

軟らかい土器は手で触れると変形して崩れてしまいそうでした。そこで、表面を軽く水洗いし、水で希釈した木工用ボンドを数回に分けて塗布して土器に浸透させ、ある程度の硬度を得たところで取り上げました。色が黒っぽくなっているのは水洗いが不十分なためと木工ボンド塗布により変色したためです。

軟らかい土器の特性を調べるため、化学分析を行いました。分析の結果、軟らかい土器は、一般的な土器と同程度の焼成を受けていなかった可能性が高いものと推定されました。しかし、成形後に乾燥されただけなのか、何らかの火熱を受けたのかについては明かにはなりませんでした。

 

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山梨県観光文化部埋蔵文化財センター 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3016   ファクス番号:055(266)3882

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