トップ > 県政情報・統計 > 皇室・栄典表彰 > 栄典・表彰 > 山梨県イメージアップ大賞 > 辻村深月(作家)
ページID:51750更新日:2013年2月20日
ここから本文です。
「鍵のない夢を見る」で第147回直木賞を見事、受賞された作家 辻村深月さんに、平成24年9月7日、山梨県イメージアップ大賞を贈りました。辻村氏は、平成16年、新人作家の登竜門のひとつであるメフィスト賞の受賞を機に作家デビューを果たすと、その後次々と作品を発表し、平成23年には吉川英治文学新人賞を受賞したほか、直木賞をはじめ数々の文学賞の候補にたびたび挙がるなど、若手人気作家として高い評価を得ています。今回の直木賞受賞は、3度目のノミネートの末の、まさしく県民待望の朗報であり、県民に大きな喜びと感動を与えるとともに、県内外の数多くのメディアに取り上げられ、本県のイメージアップに多大な貢献をしてくれました。
辻村深月氏は、笛吹市のご出身で平成16年、新人作家の登竜門のひとつであるメフィスト賞の受賞を機に作家デビューを果たすと、その後次々と作品を発表し、平成23年には吉川英治文学新人賞を受賞したほか、直木賞をはじめ数々の文学賞の候補にたびたび挙がるなど、若手人気作家として高い評価を得ている。
また、辻村氏は、大学卒業後しばらくの間、地元山梨に戻って、団体職員として働く傍ら執筆活動を行なっており、こうした経験から山梨を彷彿とさせる「地方」を題材にした作品も多く発表している。
今回の直木賞受賞は、3度目のノミネートの末の、まさしく県民待望の朗報であり、県民に大きな喜びと感動を与えるとともに県内外の数多くのメディアに取り上げられ、本県のイメージアップに大いに貢献したと認められるため。
次のとおり表彰式が開催されました。
表彰式日時:平成24年9月7日(金曜日)午後6時35分から
場所:六本木ヒルズハリウッドプラザビル5F「ハリウッドホール」
辻村さんは、平成16年に作家としてデビューした後、数々の作品を発表され、平成23年には吉川英治文学新人賞を受賞したほか、直木賞をはじめ数々の文学賞の候補にたびたび挙がるなど、若手人気作家として高い評価を得ておりますことは、皆様もご承知のとおりであります。
また、辻村さんは、大学卒業後しばらくの間、地元山梨に戻って、団体職員として働く傍ら執筆活動を行なっていたと伺っておりますが、こうした経験からふるさと山梨を彷彿とさせる「地方」を舞台にした作品も多く発表されております。
そして、この度、「鍵のない夢を見る」で第147回直木賞を見事、受賞されたところでありますが、この受賞は3度目のノミネートの末の、まさしく県民待望の朗報であり、私たちに大きな喜びと感動を与えるとともに県内外の数多くのメディアに取り上げられ、本県のイメージアップに大いに貢献をされました。
特に辻村さんには、これまでも「やまなし大使」をお願いし、折に触れ、本県のPRをしていただいており、改めて感謝申し上げる次第であります。
本日は、そういったこともあり、多くのやまなし大使の皆さんにお集まりいただいたこの交流会の場で、「山梨県イメージアップ大賞」をお贈りすることといたしました。
この度の快挙は、まさに私たち山梨県民の誇りであります。この受賞を機に、今後も素晴らしい作品を発表され、地元笛吹市の夏の花火のごとく、大輪の花を咲かせていただきますよう御祈念申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。本日は、誠におめでとうございます。
辻村氏は、期待の若手作家であり、マスメディアでの露出度も高いため、本県の代表的な県産品を愛用してもらい、地場産業にもインセンティブをもたらしてもらえることをねらいとし、副賞として県産品を贈呈しました。
|
|
|