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更新日:2022年6月8日

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サル痘

サル痘とは

サル痘は、サル痘ウイルス感染による急性発疹性疾患です。1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)でヒトで初めて感染が確認された感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。

日本では感染症発生動向調査において、集計の開始された2003年以降、輸入例を含めサル痘患者の報告はありません。2022年5月以降、従前のサル痘流行国への海外渡航歴のないサル痘患者が欧州、米国等で報告されています。

特徴(症状、感染経路等)

症状

潜伏期間は5~21日(通常7~14日)。症状としては、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などが1~5日続いた後、発疹が出現します(顔面から体幹部へと広がる)。多くの場合、2~4週間持続し自然軽快するが、重症化するケースもあります。また、皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎などの合併症を起こすことがあります。

感染経路

サル痘ウイルスに感染した動物(リスなどのげっ歯類)に咬まれること、あるいはその血液、体液、皮膚病変に接触することでヒトに感染します。また、ヒトからヒトに感染することがあり、患者の飛沫・体液・皮膚病変(発疹部位)を介した飛沫感染、接触感染があると考えられています。

その他特徴

致命率

0~11%程度
特に小児において高い傾向にあります。(先進国では、死亡例の報告なし)

治療と予防

治療

現時点で、サル痘に特異的な治療法はありません。対症療法が行われます。

予防

  • 流行地では感受性のある動物や感染者との接触をさけることが大切。
  • 患者等が使用したリネン類や衣類に触れるときは、手袋などを着用して直接的な接触を避けること、触れた後に手洗いをすることが大切。
  • 発熱、発疹がありサル痘が疑われる場合、マスク着用、手指衛生を行うことが重要。
  • 天然痘ワクチンが有効(日本では1976年以降天然痘ワクチンの接種は行われていない)。

法令上の取り扱い

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

全数把握対象(4類感染症)であり、診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出なければならない。

届出基準はこちら

関連情報

上記のほか詳細な情報は、次のページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県感染症対策センター感染症対策企画グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1321   ファクス番号:055(223)1649

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