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麻しん(はしか)の患者数が国内で増加しています!
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しんの【予防接種】が最も有効な予防法といえます。
山梨県では、令和2年(2020年)以降、麻しんの発生は報告されていません。
全国の発生状況 ➡ 国立健康危機管理研究機構
麻しんについて ➡ 厚生労働省 / 外務省(注意喚起)
海外における麻しんの流行が報告されており、諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告が増加しています。
今後、輸入事例の更なる増加や、国内におけるイベントや不特定多数が集まる施設等を契機とした国内での感染事例の発生が懸念されています。
○海外渡航の予定がある方(海外渡航前の注意事項)
・渡航先の麻しんの流行状況を確認しましょう。
・母子保健手帳などを確認し、過去の麻しんに対する予防接種歴、り患歴を確認しましょう。
過去定期接種を実施した記録がない場合は、渡航前に予防接種を受けることを検討しましょう。
・り患歴やワクチン接種歴が不明な場合は、抗体検査を受けることを検討しましょう。
○麻しんの流行がみられる地域から帰国した方(海外渡航後の注意事項)
・渡航後、帰国後2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意しましょう。
・発熱や咳、鼻水、眼の充血、全身の発しん等の症状が見られた場合は、医療機関を受診しましょう。
受診時には、医療機関に対して事前に、麻しんの流行がみられる地域に渡航していたことを伝え、受診方法を相談しましょう。
・医療機関を受診する際には、医療機関の指示に従うとともに、公共交通機関を用いることなく受診しましょう。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。肺炎などを併発することが知られているほか、1,000人に1人の頻度で起きる重い合併症に「脳炎」があります。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発しんが出現します。
空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染します。麻しんは感染力がとても強く、学校や会合など集団生活の場で多数に感染が広がることがあります。
周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
発症すると特異的な治療法はなく、発熱に対する解熱剤など症状に応じた治療を行います。
麻しんは手洗い、マスクのみで予防はできません。予防接種がもっとも有効な予防法です。
患者として発症する人の多くは、予防接種をまだ受けたことがない人です。
麻しんの最も効果的な対策は、予防接種です。
個人の観点からは、予防接種を受けることにより、感染を予防することができ、万が一発症したとしても重症化するのを防止する効果もあります。
社会の観点からは、予防接種を済ませた人がたくさん増えると、流行の発生を防ぐことができます。
確実に麻しんに対する免疫を得るには、2回の予防接種が必要です。
予防接種法によって公費で接種できる対象年齢は、1歳児及び小学校就学前の1年間です。
この定期接種の対象者には、お住まいの市町村から問診票などが配布されます。定期接種が受けられる医療機関については、お住まいの市町村にお問い合わせください。
平成2年4月2日以降に生まれた方については、定期接種として2回接種する機会がありますが、それよりも前に生まれた方については、法令上は1回の接種機会でしたので、麻しんにかかったことがない場合、免疫が少ないか、免疫を持っていない可能性があります。
特に、流行国に渡航するような場合や、医療従事者や学校関係者、保育福祉関係者など、麻しんにかかるリスクの高い方や麻しんにかかることで周りへの影響が大きい場合においては、2回目の予防接種を任意に受けることをお勧めしますので、かかりつけの医師にご相談ください。
麻しんの予防接種に使用されるワクチン(医薬品)には、麻しんワクチン及び麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)があり、いずれも生ワクチンに分類されるため、妊娠中の方は接種を受けることができません。
妊娠出産年齢の女性においては、予め1か月間程度避妊した後接種すること、ワクチン接種後2か月程度は妊娠を避けるなどの注意が必要です。
海外渡航を予定している方、また海外渡航から帰ってからは次のことに注意してください
1)麻しんにかかったことが明らかでない場合、渡航前には、麻しんの予防接種歴を母子健康手帳などで確認し(※)、2回接種していない場合は予防接種を検討してください ※麻しんの既往歴や予防接種歴が不明の場合は抗体検査を検討してください
2)帰国後には、2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意してください
リーフレット(海外から帰国された方へ)(PDF:457KB)
全数把握対象(5類感染症の一部)であり、診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出なければならない。
届出基準はこちら
麻しんは第2種の感染症に定められており、解熱した後3日を経過するまで出席停止とされている。ただし、病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めたときは、この限りでない。
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