絵甲斐絹は、絵柄のモチーフとして植物、動物、文様など、非常に様々なものが描かれており、明治から昭和初期にかけての人々の暮らしや美意識など、様々なものを読み取ることができます。また、意匠、製法ともに手間を惜しまずに作られた絵甲斐絹は、山梨県織物産地のものづくりへの情熱と誇り、そして高い技術がそのまま現れたものと言えるでしょう。

 このコーナーでは、そんな絵甲斐絹の中でも、まさに逸品と呼ばれるにふさわしい優れたものを12点選出し、「甲斐絹の逸品」と題して紹介してゆきます。

 織機の上で経糸に絵付けをするという、甲斐絹の中でももっとも特徴的で独創的な製法により生まれた絵甲斐絹の逸品を、どうぞゆっくりとご覧ください。




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このコーナーは、「商工ふじよしだ」(発行:富士吉田商工会議所)に連載された
「甲斐絹の逸品」を、編集・加筆し、収録したものです。

[初出掲載]
商工ふじよしだ No.532(H18年4月)〜No.543(H19年3月)
文章:尾上三男  資料提供:山梨県富士工業技術センター(現 山梨県産業技術センター 富士技術支援センター)

協力:富士吉田商工会議所




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