7 水に紅葉図絵甲斐絹  (大正2年製作)

 紅葉は、江戸時代から300種余りも栽培され親しまれてきました。春のお花見と並んで、秋の紅葉狩りは季節の風雅な行事として我々を楽しませてくれています。この図柄はすっきりとした葉の形の中に密生した葉影をデザインした非常に凝ったものです。背景の縞柄も、藍色濃淡を片羽にぼかして水を表現しています。このように水に浮かぶ紅葉を昔から竜田川模様と呼び雅やかな紋様とされてきました。


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