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ページID:107273更新日:2023年1月5日

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【都道府県別】健康寿命ランキング|山梨県は健康寿命トップクラス!

日本は、平均寿命が最も長い国としても知られています。実際に、国連人口基金(UNFPA)が2022年に公表した「平均寿命世界ランキング」では、男性・女性いずれの平均寿命も日本が最も高いという結果となっていました。

出典:UNFPA Tokyo「世界人口白書2022」

平均寿命が長いのは非常によいことですが、「健康寿命」を伸ばすことはさらに重要です。そこで今回は、健康寿命とは何かといった内容から、都道府県における健康寿命データ、山梨県における健康寿命の延伸のための取り組みについて詳しく紹介します。

 

健康寿命とは?

健康寿命とは、WHO(世界保健機関)が提唱した指標であり、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。

一方で、「寿命」という言葉から連想されやすい平均寿命とは、「0歳における平均余命」のことで、いわゆる平均的な生存期間を指します。日本は世界の中でも平均寿命が長いことでも知られていますが、その平均寿命の中には介護が必要な期間や寝たきりの期間も含まれており、すべての期間で健康に、かついきいきと過ごせるわけではありません。

WHOは、一人ひとりの国民が健やかで豊かな生活ができる社会を実現するためにも、平均寿命から介護が必要な期間や寝たきりの期間を差し引いた期間(自立期間)として、健康寿命という指標を2000年に提唱しました。

この記事では、健康寿命に焦点を当てて、データや取り組みを紹介します。

出典:e-ヘルスネット「健康寿命」

出典:e-ヘルスネット「平均寿命と健康寿命」

 

山梨県の健康寿命の推移

山梨県の健康寿命の推移

健康寿命は、国民生活基礎調査をもとに3年ごとに算出されます。健康寿命は着実に延伸しており、直近のデータを含めた過去3回の調査において、男女ともに全国上位2位以内を維持しているのは山梨県のみとなっています。

健康寿命グラフ

山梨県は、全国の中でも健康寿命が長いことが分かっています。

山梨県の健康寿命は、直近10年間において男性・女性いずれも全国トップクラスとなっており、2013年の調査では男女ともに全国1位を誇りました。それ以降の調査(2016年・2019年)でも男女ともに全国上位2位以内と、高い順位を維持し続けています。

出典:厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」

都道府県の健康寿命のデータ

健康寿命は、都道府県によってそれぞれ異なり、男女によっても違いが生じます。

ここからは、2010年~2019年に厚生労働省が実施した計4回の「都道府県別健康寿命データ」を、男女別に詳しく紹介します。お住まいの都道府県の健康寿命はどれくらいなのかを知るためにも、ぜひ参考にしてください。

 

男性の健康寿命ランキング

男性の健康寿命ランキング

引用:厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」

男性の健康寿命は、全国的に70歳前後となっていました。調査年度によって上位にランクインする都道府県は比較的バラバラですが、2013年以降は唯一、山梨県のみが上位2位に入っていることが見てとれます。

また、健康寿命の全国平均が年々上昇傾向にあることも特徴です。

 

女性の健康寿命ランキング

女性の健康寿命ランキング

引用:厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」

女性の健康寿命は、全国的に70代前半~70代後半と、男性よりもやや高い結果となっていました。男性の健康寿命ランキングと同様に、2013年以降に実施された計3回の調査では、山梨県のみが唯一上位2位にランクインしており、健康寿命の平均値が年々上昇傾向にあります。

 

山梨県は健康寿命が男女ともに全国トップクラス

前項で紹介した健康寿命ランキング(男女別データ)を見て分かるように、山梨県の健康寿命は唯一、男女ともにトップクラスを誇っています。しかし、なぜ山梨県のみ健康寿命がトップクラスに高いのかは、山梨県でも未だに明確となっていません。

想定できる要因としては、「県民の健康意識が高いこと」「高齢者の就業の割合が高いこと」が考えられます。

また、山梨県では、県健康増進計画「健やか山梨21」を推進しております。県のみではなく、市町村や健康づくりに取り組む関係団体等が、連携を図りながら健康づくり事業を展開し、県民の健康寿命の延伸を目指しています。

ここからは、健やか山梨21(第2次)」の概要や、健康寿命の高さと絡めた要因分析について説明します。

 

「健やか山梨21(第2次)」を推進中 計画の柱

「健やか山梨21(第2次)」を推進中 計画の柱

「健やか山梨21(第2次)」とは、県民がいきいきと健やかに過ごせる社会の実現を目的に、健康寿命の延伸や市町村間の健康格差の縮小を目指した健康増進計画です。具体的には、下記のような取り組みが行われています。

  • 個人の生活習慣の改善
  • 個人を取り巻く社会環境の改善
  • 生活習慣病の発症予防・重症化予防
  • 社会生活に必要な生活機能の維持・向上
  • 社会環境の質の向上

健やか山梨21(第2次)は2013年度から開始された10か年計画でしたが国の方針により、1年延長した2023年度までの11か年計画とし、次期計画を2024年度からスタートする予定となっています。

参考リンク:健やか山梨21(第2次)山梨県健康増進計画

 

「健やか山梨21(第2次)」を中間評価における分析

健やか山梨21(第2次)では、中間年度となる2017年度~2018年度に中間評価を行うため、委員会を開催しています。中間評価委員会では、当計画の目標達成状況や、山梨県の健康寿命が長い相関関係の分析が行われ、中間評価報告書としてまとめられました。

目標達成状況は、全体の36%ほどが「すでに目標を達成している」という結果で、「順調に進捗している」が10%、「やや遅れが見られるものの、改善している」が25%という順調な結果となっていました。

出典:山梨県「山梨県健康増進計画 「健やか山梨21(第2次)」 中間評価報告書の概要」

そして健康寿命に影響を及ぼす要因は未だ研究中であるものの、下記4つが特に関係性の深い要因として考えられています。

  • 地域の特性にあった保健活動による生活習慣病の発症予防を行っていること
  • 健康を自覚していること人が多いこと
  • 人と人とのつながり、結束力が強いこと
  • 65歳以上の高齢者の就業率が高く、役割や責任をもって生活していること

出典:山梨県「6山梨県の健康長寿の長い要因についての分析」

 

「健康長寿やまなしプラン」を推進中

山梨県では、健康長寿をより延伸させるための活動・取り組みとして、健やか山梨21(第2次)のほかに「健康長寿やまなしプラン」も推進しています。

健康長寿やまなしプランとは、地域の高齢者が「自分らしく、いきいきとした暮らし」を維持できる社会の実現を目指した取り組みです。

健康寿命を伸ばすことはもちろん、高齢者が元気に活躍できる地域づくりや、地域包括ケアシステムの深化・推進、医療・介護サービスの質向上も具体的な目的となっています。山梨21(第2次)とは目的がやや異なり、高齢者や要支援者・要介護者により焦点を当てた健康づくり施策と言えるでしょう。

 

健康寿命の延伸のための取り組み

山梨県で実施されている健康寿命の延伸に向けた取り組みは、山梨21(第2次)や健康長寿やまなしプランだけではありません。山梨県の健康長寿推進課/健康増進課では、健康寿命の延伸に向けて、多方面からあらゆる事業に取り組んでいます。

やまなし健康経営優良企業認定制度

やまなし健康経営優良企業認定制度とは、生活習慣病の発症リスクが高い現役世代の健康づくりを推進する制度です。従業員の健康づくりを経営的な視点で捉え、戦略的に取り組む企業を「やまなし健康経営優良企業」として認定されます。

「年をとってから」「病気になってから」ではなく、リスクが高くなる「働く世代」に向けた取組が必要です。

参考リンク:山梨県/やまなし健康経営優良企業認定制度

フレイル予防

フレイル予防とは、加齢によって心身の活力が低下した状態を指す「フレイル」を予防するという取り組みです。山梨県では、フレイル予防やフレイル対策の普及・啓発に向けて、冊子や体操教材DVDを提供しています。

参考リンク:山梨県/フレイル予防

ことぶきマスター制度

ことぶきマスター制度とは、長い人生経験で培ってきた知識や生活のスキルを活かして、社会的活動や地域づくりなどに貢献する60歳以上の個人やグループ・団体を「ことぶきマスター」として認定するという制度です。

参考リンク:山梨県/ことぶきマスター制度について

 

まとめ

健康寿命は、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義づけられています。人の平均的な生存期間を指す平均寿命から、介護が必要な期間・寝たきりの期間を差し引く期間として、WHOが2000年に提唱しました。

日本では、3年おきに全国の健康寿命を調査し、統計を都道府県ランキングとしてまとめています。山梨県は2013年以降の調査で唯一、上位2位にランクインしていることが特徴です。健康寿命によい影響を及ぼしている要因はまだ明確となっていないものの、県民の健康意識の高さや、山梨県ならではのさまざまな健康づくり施策が主な要因と考えられています。

 

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