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更新日:2023年2月17日

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自治医科大学入学試験の概要

入学募集人員

定員:123名(各県2又は3名)

入学試験結果

区分

受験者数

合格者数

倍率(R3)

倍率(R2)参考

全国

2,285名

123名

18.5倍

21.4倍

山梨

60名

3名

20倍

22倍

第1次試験の試験地(出願地となる都道府県)

第1次試験の実施地は次のとおりです。(第1次試験実施地が、大学卒業後の勤務地になります。)

  • 高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者および令和5年3月卒業見込みの者、通常の課程による12年の学校教育を修了した者および令和5年3月卒業見込みの者は、次の1,2,3のいずれか一つの都道府県とします。(複数の都道府県に重複して出願した場合には当該年度の受験資格を失うものとするので注意すること)
  1. 入学志願者の出身高等学校若しくは中等教育学校の所在する都道府県。
  2. 入学志願者の現住所地の所在する都道府県。ただし、現住所地が3年前(令和2年4月1日)以前から引き続き、同一都道府県内にある場合に限る。
  3. 入学志願者の保護者の現住所地の所在する都道府県。この場合の保護者とは父母とする。ただし、父母がいない場合は祖父母等とする。また、保護者のいずれかが単身赴任等により現住所地が異なる場合には、いずれの現住所地を選択してもよい。なお、保護者の現住所地は、3年前(令和2年4月1日)以前から引き続き、同一都道府県内にある場合に限る。
  • 高等学校卒業程度認定試験に合格した者および令和5年3月31日までに合格見込みの者(令和5年3月31日までに18歳に達する者)は、その者の現住所地の所在する都道府県。
  • 外国の高等学校等を修了した者および令和5年3月修了見込みの者は、その者の日本における現住所地の所在する都道府県。現住所地がない場合は本籍地の所在する都道府県。

出願書類等の頒布場所

入学者募集要項を含む出願書類一式を、次のとおり頒布します。

1.山梨県庁又は自治医科大学窓口での頒布を希望する場合

(1)山梨県福祉保健部医務課医療指導・県立病院担当(県庁本館5階)

甲府市丸の内一丁目6番1号

(2)自治医科大学学事課入試広報係

栃木県下野市薬師寺3311-1

2.郵送での頒布を希望する場合

(1)自治医科大学ホームページから請求

ホームページ(http://www.jichi.ac.jp)で、全国学校案内資料管理事務センター(テレメール)等を使った資料請求方法を案内しています。

(2)インターネット(パソコン・スマートフォン・携帯電話)、自動音声応答電話(IP電話)で請求

下記いずれかの方法で、手順に従って資料請求番号「970841」を登録の上、お申し込みください。
[インターネット]https://telemail.jp
[自動音声応答電話IP電話]050-8601-0101

(3)大学に直接請求

はがきに「令和5年度自治医科大学医学部出願書類一式希望」と明記し、送付先の郵便番号、住所、氏名、連絡先(電話番号)を記入のうえ、下記の宛先に郵送してください。

〒329-0498栃木県下野市薬師寺3311-1

自治医科大学学事課入試広報係

電話番号0285-58-7045

出願期間・出願書類提出先・提出方法

(1)出願期間

令和5年1月4日(水曜日)から令和5年1月18日(水曜日)17時まで(必着)

なお、1月18日(水曜日)以降に着いた場合でも1月17日(火曜日)までの消印がある場合は有効とします。

(2)出願書類の提出先

〒400-8501甲府市丸の内一丁目6番1号

山梨県福祉保健部医務課医療指導・県立病院担当

(3)出願書類の提出方法

書留速達郵便、または簡易書留速達郵便により郵送してください。

なお、やむを得ず直接持参して提出する場合は、土日・祝日を除く、県窓口の開庁時間内とし、出願期間内に提出してください。

第1次試験

 

試験日

会場

合格発表

学力試験

令和5年1月23日(月曜日)

8時20分~14時10分

教科:数学、理科(2科目選択)、外国語

恩賜林記念館2階

甲府市丸の内1-5-4

1月24日(火曜日)

9時00分までに発表

(学力試験及第者の発表)

面接試験

令和5年1月24日(火曜日)

9時~16時(予定)

学力試験及第者に対して実施

2月3日(金曜日)

13時00分

 

第2次試験

 

試験日

会場

合格発表

学力試験(記述式)

面接試験

令和5年2月8日(水曜日)

8時50分~18時の間

自治医科大学

(栃木県下野市)

2月17日(金曜日)

17時00分

 

新型コロナウイルス感染症への対応

新型コロナウイルス感染症に罹患または罹患疑いがある者は受験できないものとします。ただし、追試験当日までに治癒または罹患していないことが明らかになる場合は、入学志願者の受験機会を確保するため、以下のとおり追試験を行います。

第1次試験追試験

 

試験日

会場

合格発表

学力試験

令和5年1月30日(月曜日)

8時20分~14時10分

教科:数学、理科(2科目選択)、外国語

恩賜林記念館2階

甲府市丸の内1-5-4

1月31日(火曜日)

9時00分までに発表

(学力試験及第者の発表)

面接試験

令和5年1月31日(火曜日)

9時~16時(予定)

学力試験及第者に対して実施

2月3日(金曜日)

13時00分

 

第2次試験追試験

 

試験日

会場

合格発表

学力試験(記述式)

面接試験

令和5年2月13日(月曜日)

9時10分~16時00分

自治医科大学

(栃木県下野市)

2月17日(金曜日)

17時00分

 

追試験の受験申請

新型コロナウイルス感染症に罹患または罹患疑いがあり、追試験の受験を希望する場合は、本人または代理人が自治医科大学学事課入試広報係(0285-58-7045)に電話連絡してください。

試験当日(第1次試験にあっては1月23日、第2次試験にあっては2月8日)の受付開始時間前までに申し出た場合は追試験を受験できます。

なお、対象者は原則として追試験当日までに診断書等の提出が必要になります。

 

入学手続き(両日とも本人出席)

  • (1)令和5年2月25日(土曜日)、場所:山梨県福祉保健部医務課
  • (2)令和5年3月12日(日曜日)、場所:山梨県福祉保健部医務課

その他

合格体験記

令和4年度自治医科大学医学部合格者体験記

【Aさん】

私は医師を目指し始めたのが大変遅く、地域枠推薦出願の条件すら満たせていないほど、頭は良くありませんでした。そのため、医学部合格のため2年間浪人してしまいました。辛く苦しい時間を耐え忍んだ分の喜びと感動は、この上ないものでした。

受験勉強は、なかなか結果が出ず、時間が有限であるせいで、勉強してもさぼっても、何をするにしても苦しいと思います。特に医学部受験は将来が医師か医師じゃないかが決められてしまう大変重たいもので、他の難関大学受験とは異なるプレッシャーがのしかかると思います。その中ですが、両親や先生方への感謝と今努力している自分自身の素晴らしさは、忘れずにいるべきです。共通テストや個別試験の本番を考えると不安で仕方ないと思うので、私は開き直って楽しんでいました。合格直後の今、受験勉強に励んでいた自分を振り返ると、笑えてしまう程、狂った生活を送っていました。いつか、受験期間を振り返った時に、笑える程、胸を張って懐かしめる程、狂った生活を送ってください。

一浪目はやり切った思いが持てないまま本番に挑み不合格でしたが、二浪目はやり切った思いを持ちながら本番に挑み合格することができました。やり切った思いとは、決して不安がゼロということではなく、受験期間の自分を褒めてやれるということです。明日やろうと毎日言っていたら一年過ぎていた、というような生活ではなく、今日も私は良く頑張ったと毎日言っていたら本番を迎えていた、というような生活がベストだと思います。時にはリフレッシュしながら、私はラーメン屋に行っていましたが、毎日頑張ってください。

最後に、お勧めの勉強法は、自分が頭や手を動かして本当の意味で勉強している時間をタイマーで記録することです。これにより、勉強風の作業やぼーっとしている時間、休息などに対する取り組み方が大きく変わると思います。是非やってみて下さい。

 

 

【Bさん】

一年間の浪人を経て、自治医科大学に合格することができました。高校三年間で医学部という壁を越えられないという現実をつきつけられた時、幼い頃からの夢だった医師を諦め、他の学部へ進学する考えも私の中にはありました。しかし、両親や先生方に背中を押してもらい、浪人をする決断をしました。一年間は本当に辛かったですが、今となっては、夢を諦めずにその決断をして本当に良かったと思っています。一年間支えて下さった先生方や両親には本当に感謝しています。

自治医科大学試験は、主に時間との勝負で、くせのある問題が多く、普通とは違う解き方の問題が出ます。これは過去問を何年分かやれば特徴がつかめると思います。私は、時間がないので計算問題を飛ばして、先に知識系の問題を解きましたが、自分なりに工夫をして臨むことが一番良いと思います。

受験は非常に長く辛いものです。浪人であればなおさらです。先生方や家族に支えてもらいながら、最後まで諦めずに頑張るほかありません。自分の夢を諦めず、最後までやり切ってください。応援しています。

 

令和3年度自治医科大学医学部入学試験合格体験記

【Aさん】

私は、患者だけでなく地域も診られる医師になりたいと思い、自治医科大学医学部を志望しました。自治医科大学医学部は1年次から早期臨床体験実習や県人会での夏期研修を通じて、地域医療の実際の現場に触れることができ、他大学より1年早く4年次から臨床実習を始めることができます。更に、医学教育センターを始めとして学生に対する学習支援が他大学と比較して圧倒的に手厚く、医学生にとって最大の目標である医師国家試験合格に向け万全な体勢で望めます。

自治医科大学医学部は、1次試験も2次試験も基本的な問題ですが、問題数が多いため、解く問題を選択しなければいけません。そのため過去問を解く時に、時間を意識し、科目ごとに目標点を決め、その点数を取るためにどの問題を解くべきかを考えることが大切です。私は10年分を3回程繰り返し解き、時間配分の感覚をつかみました。

医学部受験は1人では合格することは困難であり、学校の親友、先生、家族の力があって成功することができます。私も合格できたのは、周囲のサポートがあってこそだと思うので、感謝して生活していきたいです。最後まで諦めずに頑張ってください。

 

【Bさん】

浪人時代、私は自宅で勉強することを選びました。自宅で勉強するにおいて特に大切なことは、規則正しい生活を送ることだと思います。予備校や学校のように時間に強制されることがないので、いつ起きて、いつ勉強するのか自分の自由です。強い気持ちがなければあっという間にだらけた生活を送ってしまうので、自宅で勉強しようと思っている人は、始めに生活リズムを決めて絶対にそのリズムを崩さないと覚悟を決めることが必要だと思います。

また、勉強は量より質が大事なので、ストレスや疲れを感じたら無理せず休んでください。自分も2週間に1回は半日自分の好きなことをする日を作ってガス抜きをしていました。ただし、スマホやゲームは疲れがとれなく、後の勉強の妨げとなるので避けるべきです。美味しい物を食べたり読書をしたりしてリフレッシュしてください。

コロナの影響で思うように勉強が出来ていない人もいるかもしれませんが、自分がやってきたことを信じて諦めなければ夢はきっと叶います。応援しています。

 

【Cさん】

私は中学時代、祖母を自宅で看取った時の主治医の先生の姿に感銘を受け医師を志すようになりました。高校生になってからは、他大学の地域医療についての講演会や一日医師体験に参加し、山梨の医療の現状を把握する中、地域医療に貢献したいと考え、自治医科大学を受験しました。

医学部受験で大切なことは、試験当日、自分がどの程度の実力がなければいけないのかを早い段階で把握した上で、自分の学力を冷静に見極め勉強計画を立て、それを適宜修正しながら、コツコツと勉強していくことであると思います。その中で、過去問を使いながら、自治医科大学の独特な形式に慣れることが大事であると考えます。そうすることで、試験本番、「やることはやった」と、落ち着いた心持ちで試験に臨むことができると思います。

私は、1年間の浪人生活を経ての自治医科大学医学部合格は、家族や先生方、友人の支えがあってこそであると思います。私の合格体験記を読んでくださった皆さんの夢が叶うことを応援しています。

 

令和2年度自治医科大学医学部入学試験合格体験記

【Tさん】

私は、父の医師として働く姿に憧れ、幼いころから医師を目指してきました。今回、自治医科大学に合格し医学部に入学出来ることを大変うれしく思います。

自治医科大学の一次試験は、センター試験から約一週間後に行われます。対策をする時間が少なく不安に思うかもしれません。しかし、問題の多くは、基本的なものが多いため、日頃から基本問題を解いておくことで、十分な対策を取ることが出来ます。基本問題を取りこぼさないことが合格につながります。又、解くスピードがかなり重要となってきます。過去問で時間の感覚をつかんでおきましょう。

医学部受験は、長く険しい道です。一人で乗り越えることは困難です。周囲の友人、先生、両親みんなと力を合わせることが重要です。努力と協力が受験を成功に導きます。最後まで諦めず頑張ってください。

 

【Uさん】

私は小学校低学年の頃に、国境なき医師団が紛争地域で現地の人々を治療している映像を見て、医師に憧れるようになりました。高校生になってからは、一日医師体験等を通して山梨の医療の現状を知り、地域医療を支えたいと考え、自治医科大学を受験しました。

医学部を受験するにあたり、私は将来の明確な目標を持つことが大切だと思います。自分が医師として何をしたいのか、何に貢献したいのかを高校生のうちにイメージすることで、自分自身を鼓舞し、辛い受験期を乗り越えることが出来ると思います。

勉強の面について、自治医科大学に合格するには、基礎固めが最も重要になると思います。教科書等で基本的な学習を行った上で、国公立の二次試験に向けた様な難易度の高い学習をすることで、短い時間で答えを導き出す力を養うことが出来ると思います。

医学部受験は、精神的にも肉体的にも辛く大変なものですが、将来の明確な医師像を持ち、合格に向けて頑張ってください。

 

【Vさん】

一年間の浪人を経て、自治医科大学に合格することが出来ました。医師として常に学び続ける姿勢を大切にしていきます。その結果地域医療に少しでも貢献することができれば幸いです。

自治医科大学の試験は、かなりくせの強い一教科二十五問の選択問題です。私が思うに圧倒的な基礎力と問題処理のスピードが求められています。基礎力とは、基本的な問題を間違えずに解くのはもちろんですが、この問題を解く上での背景知識も含みます。背景知識は、やはり多くの類似問題を解き、理解を深めていくしか得る方法はありません。問題がただ解けるのではなく深く一問を理解することが合格に近づく方法です。おのずと処理スピードが上がります。

受験は、長く厳しいものです。浪人をしていればなおさらです。しかし、合格を手に入れるためには努力をするほかありません。誰にでもチャンスはあります。この私が合格できたのですから。陰ながら応援しています。

 

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部医務課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1480   ファクス番号:055(223)1486

山梨県福祉保健部医務課医療指導・県立病院担当
〒400-8501 山梨県甲府市丸の内1-6-1
電話 055-223-1482(直通)

自治医科大学学事課
〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1
電話 0285-58-7045・7046

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