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更新日:2016年2月1日

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遺跡トピックスNo.0103銚子塚古墳

曽根丘陵公園の遺跡

0028国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業1-
0040国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業2-
0045国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業3-
0096国指定史跡銚子塚古墳-立柱-
0103国指定史跡銚子塚古墳-木製品-
0110国指定史跡銚子塚古墳-火きりんぼう-
0159国指定史跡銚子塚古墳-木-
0318国指定史跡銚子塚古墳-鼉龍鏡-
0335国指定史跡銚子塚古墳-立柱2-
0374国指定史跡銚子塚古墳-壺形埴輪-
0407国指定史跡銚子塚古墳-突出部と周濠区画帯-
0391国指定史跡大丸山古墳-雪におおわれた前方後円墳-
0126稲荷塚古墳-銀象眼大刀-
03334月の中道古墳群-
0388かんかん塚古墳-県内最古の馬具-
0067立石遺跡-山梨最古の旧石器-
0211上の平遺跡-方形周溝墓群-
0299上の平遺跡-地震の痕跡-
0097東山北遺跡-火打ち金-
0192東山北遺跡-方形周構墓-
0290東山北遺跡-ウマの歯と骨-
0353東山北遺跡-鉄製品-
0247東山南遺跡-把手付椀-
0414鍋弦塚と『東山の碑』-

国指定史跡銚子塚古墳甲府市下曽根町(旧中道町)
まだまだあります、銚子塚古墳出土の木製品!

銚子塚古墳は、4世紀後半の前方後円墳です。平成13年度~16年度にかけて整備のための発掘調査を行い、数々の木製品が出土しました。今回は、特に平成16年度に出土した木製品の中から、円盤状木製品、蕨手形木製品、棒状木製品を紹介します。

銚子塚古墳円盤状木製品等出土位置

  • ピンクの星マークは平成16年度の調査での円盤状木製品等出土位置
  • キイロの星マークは昭和58~60年度の調査での円盤状木製品等出土位置

銚子塚古墳関連ページ

銚子塚古墳の概要や銚子塚古墳整備事業については、下の遺跡トピックスやちょうしづか新聞をご覧ください。

遺跡トピックス

ナンバー

内容HP

トップページ掲載期間

No.0028

整備事業1

2005年11月24日~2005年11月29日

No.0040

整備事業2

2006年3月8日~2006年3月15日

No.0045

整備事業3

2006年4月12日~2006年4月19日

No.0096

立柱

2007年5月23日~2007年5月30日

平成16年度発掘調査について

現地説明会資料・ちょうしづか新聞(平成16年度調査速報)

円盤状木製品(えんばんじょうもくせひん)蕨手形木製品(わらびてがたもくせひん)棒状木製品(ぼうじょうもくせいひん)

銚子塚古墳円盤状木製品等出土状況銚子塚古墳円盤状木製品等出土状況拡大

(写真円盤状木製品、蕨手形木製品、棒状木製品出土状況)

上の写真の円盤状木製品、蕨手形木製品、棒状木製品は、平成16年度の調査で古墳後円部西側の周濠内から出土しました。〔木製品の名前は、木製品の形から名付けています〕。これらの木製品は、マツリに使われた道具であると考えています。

銚子塚古墳円盤状木製品銚子塚古墳蕨形状木製品

写真左:円盤状木製品右:蕨手形木製品

銚子塚古墳棒状木製品

写真棒状木製品火を受けた跡があります。

組み合わせが明らかに!

円盤状木製品と蕨手形木製品は昭和58~60年度(1983~1985)の発掘調査でも、南側の古墳くびれ部分から出土しています。そして、平成16年度の調査で、円盤状木製品と蕨手形木製品とともに棒状木製品が出土し、これらの組み合わせが明らかになりました。

銚子塚古墳木製品組み合わせ銚子塚古墳使用法想定図

写真左:木製品組み合わせ右:使用法想定図

古墳にある大きな解説板のサイドの石柱の部分には、この想定図の木製品の絵が彫り込まれています。

円盤状木製品、蕨手形木製品、棒状木製品を組み合わせると、上の写真のような木製品ができ、長さはなんと2.4mにもなります。

銚子塚古墳円盤状木製品拡大部分銚子塚古墳蕨形状木製品拡大部分

写真左:円盤状木製品拡大部分写真右:蕨手形木製品拡大部分写真

 

円盤状木製品には、目釘(めくぎ)という木の釘が残っており、蕨手形木製品には目釘を刺した痕が確認できます。

このことから、蕨手形木製品は目釘(めくぎ)で円盤状木製品に止められていたことがわかり、この組み合わせが明らかになりました。

組み立てられた木製品は、しばらくの間、古墳に立てられていましたが、その後、濠(ほり)の中に投げ込まれたものと思われます。この木製品は現在のところ他に例のないものとして注目されています。

立柱復元作業進行中!

銚子塚古墳出土の立柱を紹介した遺跡トピックスNo.0096で、立柱を復元することをお伝えしました。そして今、その立柱の復元作業を進めています。

6月中旬に、長さ約4m、直径約90cmのスギの木から機械での製材はまったくせずに、鉄斧や手斧(ちょうな)などを使用した古代の技術で立柱を製作しました。

原木荒割原木荒割

写真原木荒割作業

 

原木の荒割作業では、木製のくさびを木槌(きづち)で打ち込み、木を割りました。

立柱加工(斧)立柱加工(斧)

写真斧での加工作業

立柱加工(手斧)立柱加工(手斧)

写真手斧(ちょうな)での加工作業

 

その後の加工では鉄斧や手斧(ちょうな)などを使用して作業を進め、16面の立柱ができあがりました。

現在、立柱は腐らないようにするため、じっくり防腐処理がされている最中です。
9月下旬には、銚子塚古墳に直径約20cm、高さ2.7mの立柱がお目見えします!ご期待ください!

「発掘された日本列島2007」東京都江戸東京博物館では7月15日(日曜日)まで。

現在、銚子塚古墳から出土した立柱や円盤状木製品などは、「発掘された日本列島2007」で展示されています。東京都江戸東京博物館では7月15日(日曜日)まで開催され、その後、全国各地で巡回展が行われます。

今後、山梨県から近いところでは、長野県立歴史館(長野県千曲市)で9月1日(土曜日)から9月30日(日曜日)の会期で開催されます。全国の注目される51遺跡、約470点の出土品を一同に見られる機会です!ぜひご覧ください!

2007列島展チラシ画像2007列島展チラシ画像裏

 

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化部埋蔵文化財センター 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3016   ファクス番号:055(266)3882

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