ページID:71848更新日:2017年6月15日

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まいぶん用語集_あ行_埋甕(うめがめ)

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土器の中に遺体などを収容して住居跡内外に埋めた縄文時代の風習です。

縄文時代前期中ごろの、乳幼児の骨の入った深鉢の出土例が最も古いとされ、中期後半には乳幼児の骨が正立または伏せて埋設された底部穿孔(せんこう)土器中に葬られていました。のちに住居入口部に胎盤、へその緒を入れた土器を埋める風習も現れました。子供の健康を願う、おまじない的な側面もあったようです。

 

 

埋甕

古婦毛遺跡(甲州市勝沼町下岩崎512-1外)から出土した縄文時代の新生児埋葬施設と考えられる埋甕

 

関連遺跡トピックス→00010002000300040011016201900233029603130384

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