遺跡トピックスNo.0003談合坂遺跡〔だんごうざかいせき〕

上野原市の遺跡

0003談合坂遺跡-埋甕-

0072南大浜遺跡-弥生時代再葬墓-

0098南大浜遺跡-陥し穴-

0132長峰砦跡-鉄砲玉-

0233関山遺跡-縄文時代中期の竪穴住居跡-

0243長峰砦跡-石鏃-

0256談合坂遺跡-縄文時代早期～前期の竪穴住居跡-

0267尾咲原遺跡他-復元された縄文時代の家-

遺跡の概要

談合坂遺跡は、縄文時代中期を中心とした県東端域に所在したムラの遺跡です。

中央自動車道の談合坂サービスエリアの改築工事に先だって、1995（平成7）年12月から翌1996（平成8）年1月末までを調査期間として、発掘調査が行われました。

現在、遺跡のあった場所は、中央自動車道の、新しくなった談合坂上り線サービスエリアとなっています。

• 所在地：山梨県上野原市
• 時代：縄文時代
• 報告書：山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第151集1998(平成10)年3月刊行
• 調査機関：山梨県教育委員会山梨県埋蔵文化財センター

遺跡の遠景（左上方に中央道が通過）

出土した遺物

写真の埋甕〔うめがめ〕は、円筒形に近い形の深鉢形土器〔ふかばちがたどき〕を用いたもので、底の部分は欠かれています。土器の胴部に見られる動物をかたどったような抽象的な文様が特徴的です。〔埋甕→古婦毛遺跡〕